親鸞聖人に学ぶ新しい老い方

超高齢社会となった日本で、これからの「老い」はいかにあるべきなのか。老病死をあるがままに受け入れるためのヒント。

著者 加藤 智見
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/10/20
ISBN 9784831887597
判型・ページ数 4-6・190ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
超高齢社会となった日本で、これからの「老い」はいかにあるべきなのか。老病死を暗いものではなく、むしろあるがままに受け入れるためのヒントを親鸞の教えに学ぶ。
まえがき   

第一章 高齢者の現状
そろそろ探そうか/驚くべき高齢化/誇りを失う高齢者/延命はありがたいけれど/「いのち」の意味を見出す/死後の世界を考える/第二の人生観                 

第二章 「いのち」について考える    
一 命と「いのち」
 命/いのち
二 いのちとは
 生き続ける「いのち」/「命」から「いのち」へ/宗教的な「いのち」
三 仏教の「いのち」の見方
 縁起に気づかれた釈尊/縁起といのち/仏教のいのち
四 親鸞聖人の「いのち」の見方
 業縁/業縁に縛られた「いのち」に救いはあるか/新しい「いのち」が/袈裟を着て魚肉を食す

第三章 まず死の問題を解決しよう            
一 親鸞聖人は「死」をどう考えられたか
 うれしいもの・めでたきこと/正定聚の身
二 聖人の信仰
 信仰を得られるまでの歩み/六角堂で夢告を受けられる/法然上人のもとで/聖人独自な信仰 
三 聖人は「死後の世界」をどう考えられたか
 死後の世界が説けない僧侶/浄土とは/源信上人の浄土/法然上人の浄土/親鸞聖人の浄土/聖人の思いやりの浄土観

第四章 新しい老い方を考える                
一 聖人は「老い」をどう生きられたか
 聖人の老い/老いの苦しみと喜び/誠実な老いの生き方/絶対他力の生き方
二 現代人の老い
 「老い」の現状/なぜ高齢者は厄介者扱いされるのか/高齢者を苦しめる煩悩/煩悩があるからこそ救いがある/家族との友好関係/家族内での高齢者の復権の可能性/社会での高齢者の復権の可能性/他力の教えと老人道/妙好人的な生き方

第五章 病を安心して受け入れる           
一 病と信仰
 痛みを引き受けてもらう/仏さまが一緒に病んでくださっている
二 親鸞聖人の信仰と病
 なぜ病気になるのか/阿弥陀さまに叱られてしまいました
三 蓮如上人の信仰と病
 病はなかなか喜べない/御いとまごいにて候
四 清沢満之先生の信仰と病
 結核にかかる/今までの私は死んだ/病みつつ浄土に住み、浄土を喜びつつ病む/つい愚痴や言い訳が/朝な朝な仏と共に起き、夕な夕な仏と共に伏す
五 認知症になっても
 自分が自分でなくなる恐怖/認知症にならないための準備/認知症初期段階の対応/ある主婦の投稿/仏さまとなって、お礼に参ります

あとがき

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