聞法の用意 [校訂版]

仏道を求める心得を、具体的に説く歴史的名著。怠け心を鋭く指摘し、真実信心を獲得するまでの具体的な道筋を明らかにする。

著者 蜂屋 賢喜代
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2018/01/23
ISBN 9784831887665
判型・ページ数 4-6・160ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
著者は、金子大栄や曽我量深と同時代(大正から昭和にかけて)に伝導布教に生涯を捧げた大谷派僧侶。仏道を求める心得を具体的に説いた歴史的名著。怠け心を鋭く指摘し、真実信心を獲得するまでの具体的な道筋を明らかにする。
目次
一、大千世界に、みてらん火をも過ぎゆきて‥‥‥ 
二、生活の無意味 
三、不 退 転 
四、現在世、現在身、現在心 
五、死んでどうなるのか 
六、還り来らんがためなり 
七、生に処し死に処する力     
八、不 如 求 道 
九、供養思想と求道心 
十、求道と聞法 
一一、?慢と弊と懈怠 
一二、聞について 
一三、貪欲の禍 
一四、誤れる節約 
一五、易行と難信 
一六、どえらい難しいんだぞ 
一七、お前さんは、それでよいそれでよい
一八、道は二つあるのではない 
一九、思について 
二〇、不完全なる信 
二一、魂の不在 
二二、修について 
二三、求道には五体をつかえ 
二四、懈怠であってはならぬ 
二五、なんぼ聞いても解らぬ 
二六、贅沢と気儘 
二七、水よく石を穿つ 
二八、信は必ず得らるると思うべし
二九、仏法は聴聞にきわまる 
三〇、頭が悪いのである          
三一、? 慢 信            
三二、早合点する人            
三三、心得たと思うは心得ぬなり      
三四、聴聞の手をゆるめてはならぬ     
三五、一句だけでも好い          
三六、それ位の準備はなくてはならぬ    
三七、何処から聴聞が始まっているか    
三八、法は何処にでも落ちている      
三九、世話をする人の所得         
四〇、他人の問いは自分の問いである   
四一、聞いている人が一人も居らぬ     
四二、その籠を水に入れよ         
四三、なんぼ聞いても忘れてしまう     
四四、毛孔からでも入って下さる      
四五、静かに坐っているだけでも好い    
四六、生活の無理想            
四七、信の点睛              
四八、出発と道程と到達と結果       
四九、釈尊求道の出発点          
五十、苦悩の原因は物にあるか       
五一、宗教は「今」の問題なり       
五二、現実問題をぬきにした宗教は空である 
五三、信心は他力なり           
五四、脚下を忘れている          
五五、予 想 信             
五六、「要するに」と考えてはならぬ    五七、金庫の鍵の如く           
五八、予想信の種々相           
五九、悪いことは直さにゃならぬのですか  
六十、此の心は直さなくても可いのか
六一、何がありがたいのか 
六二、半分だけを受け入れた信念 
六三、信仰の門外漢 
六四、自分が変われば他も変わる 
六五、求道者と賛成者 
六六、原因の不明瞭なる場合 
六七、悩みの原因が判らぬ 
六八、原因の明瞭なる場合
あとがき

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