浄土真宗本願寺派 宗法改定論ノート

西本願寺が日本初の議会制度を導入して140年。三権分立の弊害とは? 戦後の宗法改定議論の要点を、膨大な議事録からあぶり出す。

著者 池田 行信
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2018/07/10
ISBN 9784831890337
判型・ページ数 A5・218ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
西本願寺が日本初の議会制度を導入して140年。三権分立の弊害とは? 戦後の宗法改定議論の要点を、膨大な議事録からあぶり出す。
目  次
はしがき
本書の立場と方法

昭和三十年度宗法改定論議
一 「宗政民主化」と「門主制」をめぐる論戦
1 「門主を中心として」の文言挿入
2 「如何せん数において差別がついておる」
3 第百二十回臨時宗会の争点
二 「三権分立主義の弊害を除去」
1 第百二十五回定期宗会の争点
2 《宗門の運営は寺院単位》
3 《公選議員は一教区、僧俗各々一名》
4 「行議兼職」の問題
5 《僧侶教区会議員は組長をもって充てる》
6 門徒議員団の批判──「総局の瓦解でなくして、宗門の内攻」──

昭和三十六年度宗法改定論議
一 「マンモス宗会案」について
1 「企画調査室」の設置と「宗務刷新特別対策委員会」の発足
2 アンケートの集計
3 第百四十一回臨時宗会──「マンモス宗会案の提出」──
4 第百四十一回臨時宗会の質問戦
5 継続審議の背景
6 宗法改定論議の深層
ⅰ 門主の総長指名制について
ⅱ 「宗会の権限縮小」「宗会軽視」について
ⅲ 政局の行方
二 「宗門総会案」について
1 第百四十二回定期宗会の経過
2 「宗会機構改革」をめぐる論議
ⅰ 「宗門総会案」とは
ⅱ 第百四十二回定期宗会の質問戦
ⅲ 宗会解散
ⅳ 宗会機構改革案への反対意見
ⅴ 「宗門総会案」の意味するもの
ⅵ 宗会機構改革案への賛成意見
3 総選挙と特別宗会
ⅰ 総選挙
ⅱ 立候補者とその所信
ⅲ 第百四十三回特別宗会
三 むすびにかえて


あとがき
索引

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