記憶の図像学 亡き人を想う美術の歴史

著者 加須屋 誠
出版社 吉川弘文館
ジャンル 美術
出版年月日 2019/03/10
ISBN 9784642083485
判型・ページ数 4-6・266ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
造形的な美しさで人びとを魅了する仏教美術。時に作品は死者への切実な想いにより制作され、敬われ、残されてきた。聖徳太子や源頼朝の追善供養、藤原道長の逆修供養、源信による臨終行儀作法などをとりあげて、死と向き合うことの意味を歴史的事象からさぐる。

仏教美術を、生者と死者とのつながりとして捉え直し、その果たしてきた社会的役割を描く。
プロローグ―恐山へ

第1章 死を悼む―追善供養の美術
 飛鳥・白鳳・天平時代の追善供養
 平安時代の追善供養 ほか

第2章 死を想う―逆修供養の美術
 貴族社会の逆修供養―あらかじめ生前に供養しておくこと
 算賀と尚歯会―長寿の祝いと往生への願い ほか

第3章 死に臨む―臨終行儀の美術
 臨終行儀の理論と実践
 語られた往生 ほか

第4章 死者と生者の出逢い―地上より永遠へ
 死者の記憶
 往生者の肖像と聖遺物 ほか

エピローグ―ヒロシマへ

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