新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
記憶の図像学 亡き人を想う美術の歴史
仏教美術を、生者と死者とのつながりとして捉え直し、その果たしてきた社会的役割を描く。
第1章 死を悼む―追善供養の美術
飛鳥・白鳳・天平時代の追善供養
平安時代の追善供養 ほか
第2章 死を想う―逆修供養の美術
貴族社会の逆修供養―あらかじめ生前に供養しておくこと
算賀と尚歯会―長寿の祝いと往生への願い ほか
第3章 死に臨む―臨終行儀の美術
臨終行儀の理論と実践
語られた往生 ほか
第4章 死者と生者の出逢い―地上より永遠へ
死者の記憶
往生者の肖像と聖遺物 ほか
エピローグ―ヒロシマへ