新刊チラシ(2025年刊行分) - 2025.08.12
日本中世社会と仏師の動向
定朝・運慶とその後継者たちを中心に
第一部 定朝と後継者たちの動向
第一章 造仏の場としての法成寺の意義
第二章 定朝をめぐる二、三の問題―僧綱位授与の問題を中心にして―
第三章 彫刻史における和様の展開と継承をめぐって
附論一 院政期興福寺に関わる大仏師再考
附論二 摂関期から院政期の仏師工房をめぐって
第二部 鎌倉時代前期の慶派仏師の動向
第一章 興福寺初期再興造仏事業と慶派仏師
第二章 東大寺鎌倉再興造仏再考―南大門金剛力士像の造像と再興造営理念との関係を中心として―
第三章 仏師湛慶再考
附 論 仏師の「手」をめぐる一考察―造像銘記による鎌倉時代作例の考察を中心として―
第三部 中世後期の仏師の動向
第一章 七条仏所の正系仏所交代の再検証―西仏所と中仏所―
第二章 七条仏所再考
第三章 禅宗寺院彫刻と仏師―院派仏師の動向を中心に―
附 論 清水寺本堂と奥の院の二十八部衆像の製作仏師―宮内卿康音に関する試論―
結び