新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
仏師と絵師
日本・東洋美術の制作者たち
京都大学名誉教授・根立研介先生の退職記念論文集。各分野・各時代の専門家が、日本・東洋美術史における作品制作者である仏師・絵師に焦点をあて執筆した二一篇の論考を「仏教美術篇」「世俗絵画篇」の二部構成で提示する。
第1部 仏教美術篇―「祈り」から「かたち」へ(奈良時代後期木彫像の制作者に関する考察―滋賀百済寺木造十一面観音像を中心に;観心寺仏眼仏母如来像・弥勒如来像の造像背景―密教僧・願主・制作工房という視点から;京都・大報恩寺(千本釈迦堂)十大弟子像小考
快慶の名乗りの意味と意義
宮津市大谷寺阿弥陀三尊像と仏師 ほか)
第2部 世俗絵画篇―制作と享受の場(院政期絵巻における「嗚呼」なるものと後白河院;三宝院障壁画再考;岩佐又兵衛工房と京都;狩野家による極書の発給;鶴澤派における絵画学習と地方の門人育成について ほか)
快慶の名乗りの意味と意義
宮津市大谷寺阿弥陀三尊像と仏師 ほか)
第2部 世俗絵画篇―制作と享受の場(院政期絵巻における「嗚呼」なるものと後白河院;三宝院障壁画再考;岩佐又兵衛工房と京都;狩野家による極書の発給;鶴澤派における絵画学習と地方の門人育成について ほか)