2018年安居本講 安楽集講要

著者 木村 宣彰
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2018/07/11
ISBN 9784834105902
判型・ページ数 A5・232ページ
定価 本体3,500円+税
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2018年7月開講の安居本講のテキスト。

真宗七祖の道綽禅師によって撰述された『安楽集』二巻は、仏教を聖道門と浄土門にわけて説いた最初のものです。本書は道綽禅師の時代と求道の過程を踏まえて、時機相応の教えとして浄土教を勧めた『安楽集』を読み解きます。
序論 道綽の生涯と求道
 一 はじめに
 二 道綽の伝記資料
 三 道綽の出生
 四 道綽の出家
 五 廃仏とその後の求道
 六 慧?門下での修行
 七 道綽の廻心
 八 道綽教団の教化
 九 道綽と末法思想
 十 『安楽集』の撰述とその思想
本論 『安楽集』の浄土教―本文解説と考察
 第一大門―時機相応の仏教
  一 教興の所由
  二 摂聴の方軌
  三 聞法の宿縁
  四 諸経の宗旨
  五 諸経の得名
  六 説人の差別
  七 身土の三相
  八 凡聖の通往
  九 三界の摂不
 第二大門―菩提心の意義を論ず
  一 発菩提心を明かす
  二 異見邪執を破す
  三 広く問答を施す
 第三大門―聖道門と浄土門との決判
  一 難行道・易行道を弁ず
  二 時劫の大小不同を明かす
  三 輪廻無窮・受生無数を明かす
  四 聖教を引いて証成す
 第四大門―念仏者の得益
  一 六大徳の相承
  二 念仏三昧を宗とす
  三 問答解釈
 第五大門―聖道門と浄土門の勝劣
  一 修道の延促を明かす
  二 此彼の禅観を比?す
  三 此彼浄穢二境を比?す
  四 聖教を引いて勧信す
 第六大門―十方浄土と西方浄土の比?
  一 十方浄土と西方浄土の比?
  二 義推する
  三 経の住滅を弁ず
 第七大門―娑婆世界と西方浄土の比?
  一 此彼の取相縛脱を料簡す
  二 此彼の修道について比?す
 第八大門―往生浄土の意義
  一 諸経典を挙げて来証す
  二 弥陀・釈迦の二仏を比?す
  三 往生の意を釈す
 第九大門―穢土と浄土の比?
  一 苦楽善悪の相対を比?す
  二 此彼の寿命の長短を比?す
 第十大門―浄土往生と仏果
  一 『大経』によって類を引いて証誠す
  二 廻向の義を釈す
 第十一大門―往生者の行縁
  一 善知識に託して西に向かう意をなす
  二 生縁の勝劣を弁ず
 第十二大門―勧信求往
  一 『十往生経』に就きて証となし往生を勧む
  二 廻向
結びに

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