感じて、ゆるす仏教

著者 藤田 一照
魚川 祐司
出版社 KADOKAWA
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
出版年月日 2018/05/25
ISBN 9784044003258
判型・ページ数 4-6・294ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 品切れ・重版未定
現代の高僧と気鋭の仏教研究者が、新しく魅力的な仏教について語り合う! 自ら追い詰めて修行時代を経て、「感じてゆるす」境地にたどり着いた現代の高僧、藤田氏。その意味とは? 他者と関わることで見えたこととは? 気鋭の仏教研究者が聞き役となり、その本質を探っていく。
はじめに 魚川祐司

第一章 「感じて、ゆるす」の誕生編

一照さん
本章のテーマ
「感じて、ゆるす」とは何か
「考えるモード」と「感じるモード」は両立できない
なぜ「感じて、ゆるす」を強調するのか
修業に「他者感覚」が入ってくること
大学院のドロップアウトが第一の「挫折」
結婚が第二の「挫折」
十歳の時の「星空体験」
「俺が死ぬ時はだれも代わってもらえない」
「まずは自分の問題を片付けよう」と計画
「みんなが決められるのが信じられない」
「犀の角」への共感
「禅マスター」の孤独
「先生」として他者と出会う
「親密な関係」が欠けている
大義名分への疑い
「どうすんだよ、これ」
日本の僧侶は自身も「家庭の当事者」であり得る
修業のパラダイムシフト
顔つきまで変わる
とにかくお互いに向き合うしかない
修業は独りよがりになりがち
「特別な存在」が、感情の力を教えてくれた
感情を包摂するキャパシティ
修行否定ではなく、アプローチが違う
「修行」の範囲を拡張する
「自分」の絆を解体するもの
逆手に取るには努力が必要

第二章 「感じて、ゆるす」の方法論

本章のテーマ
断絶を求めて
「感じて、ゆるす」のブラッシュアップ
「ガンバリズム時代」の位置づけ
日本語で議論することの難しさ
盤珪の不生禅と白陰の公案禅
鈴木正三の仁王禅
プロセスとしてのガンバリズム
まずはヴィジョンの設定が大事
「感じて、ゆるす」の延長が悟り
話を聞いただけで「悟る」人たち
「伝統的解釈」と「非伝統的解釈」
「はずだ」論の問題
無我こそが事実だけれど
聞と思と修
「マインドフルネス」の問題
意識主導は「おとぎ話」?
期待だらけではじめるしかない
エゴを変容させる仕組み

第三章 「感じて、ゆるす」の人生論

本章のテーマ
瞑想は役に立つのか
仏教は「失敗したプロジェクト」?
はっきりした神秘
仏教の宗教性
ゴータマ・ブッダは「その先」を示す
「選択」できる環境が大切
動物化するいのち系仏教
大切なのは「無分別の分別」
無自覚な奴隷化
分別と無分別の弁証法
共通点は「感じてない」こと
虚構を共有するサピエンス
空・仮・中の三枚が必要
敢えてクリエイティブに崩すこと
無明と美
クエスチョンマークは消えない
仏教で人生はもっと面白い

おわりに 藤田一照

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