仏像 みる・みられる

著者 多川 俊映
出版社 KADOKAWA
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2018/03/22
ISBN 9784044003944
判型・ページ数 4-6・235ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 お取り寄せ
仏教の基礎から始まり、仏教はなぜ「かたち」を重視するのか、さまざまな「仏像のみかた」を易しく読み解く。仏像を見るということは仏像(仏眼)にみられることであり、「みられている」という感覚が「見守られている」という身体感覚に変われば、それが究極の仏との出会い方である。
はしがき

第一章 仏教と仏像
 1 仏教の初期、仏像は無かった
 2 仏像の出現と日本伝来
 3 神祇と仏教―スガタ・カタチをめぐって
 4 仏像と偶像
第二章 仏教のココロとカタチ――真実と方便
 1 仏教は心の宗教
 2 仏教は形を重視する
第三章 仏教美術としての仏像
 1 仏教の真・善・美
 2 美的鑑賞の対象としての仏像
第四章 仏像をみる
 1 さまざまな「みる」
 2 仏教の「みる」
 3 仏像をみる
 4 仏像にみられる

付録
 鎌倉期の法相教学の展開
 仏頭 ――その宗教性吟味のための覚書

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