空海に学ぶ 仏教入門 【ちくま新書】

著者 吉村 均
出版社 筑摩書房
ジャンル 日本仏教 > 真言宗系(密教含む)
シリーズ ちくま新書
出版年月日 2017/10/10
ISBN 9784480069962
判型・ページ数 新書・237ページ
定価 本体800円+税
在庫 お取り寄せ
空海の教えにこそ、伝統仏教の教義の核心が凝縮されている。弘法大師が説く、苦しみから解放される心のあり方「十住心」に、真の仏教の教えを学ぶ画期的入門書。 ちくま新書『空海に学ぶ仏教入門』の刊行を記念し、著者の吉村均先生を法藏館書店にお招きして以下の記念イベントを開催いたしました。 「著者が語る『空海に学ぶ仏教入門』―十住心に学ぶ仏教の核心―」 日時:2018年3月10日 YouTube法藏館チャンネルに2018/03/14 公開しました。 https://www.youtube.com/watch?v=bXizKrlxHlg 【吉村先生からのコメント】  弘法大師空海は、仏教にさまざまな異なる教えがある理由を、仏陀は人々の心に合わせて教えを説いたのであり、その人に合ったものでなければ役に立たないからだ、と述べています。十住心は、インドや中国から伝わった教えを十の心の段階に対応するものとして体系化したものです。  この十住心の教えは、仏教の歴史を理解し、これからの仏教のあり方を考える上で、鍵となるものです。物質的に恵まれても、それで心が真に満たされるわけではありません。西洋で仏教の瞑想に関心が高まっているのは、そのことを実感した人が増えてきたためです。近年話題になったマインドフルネスは、そのような傾向から生まれたものです。  弘法大師の教えに基づいて、仏教の考える苦しみの真の原因と心の構造、教えや実践の関係、通常見渡すことが容易ではない仏教の全体像について紹介します。
はじめに

第1章 空海の生涯―山林修行者から密教の相承者へ
第2章 伝統的仏教理解へ―空海の教えに即して
第3章 苦しみを減らしていく段階―第一住心~第三住心
第4章 苦しみを根源から断ち切ろうとする段階―第四住心~第七住心
第5章 空を体験した者に現われる世界―第八住心・第九住心
第6章 言葉を超えたさとりの境地が直接示される段階―第十住心
終章 道としての仏教

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あとがき

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