言葉の「正しさ」をめぐって 【インド学仏教学叢書22】

インド新論理学派による言語情報の哲学

著者 岩﨑 陽一
出版社 山喜房佛書林
ジャンル 各地域仏教 > インド・チベット
シリーズ インド学仏教学叢書
出版年月日 2017/09/29
ISBN 9784796302869
判型・ページ数 B5・330ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 お取り寄せ
本書は、14世紀頃に来たインドで活動した新ニヤーヤ学派のパンディット、ガンゲーシャが言語情報という対象に対しておこなった、ひとはどのようにして言語理解を獲得するのかをを追求する認知論的アプローチによる議論と、言葉から得られる情報の正しさないし信頼性はどのようにして評価されるべきかという認識論的アプローチによる議論を検討する。これにより、ガンゲーシャの言語情報の哲学の全体像を明らかにする。
はじめに

第1部 序論
 第1章 本書の扱う問題の概要
 第2章 新ニヤーヤ学派の意味論摘要
 第3章 先行研究概観と本研究の方法
 第4章 ガンゲーシャとその著作
第2部 言語理解の獲得
 第5章 文意理解の認知機構
 第6章 喋るオウム
 第7章 不完全な文に対する要素の補充
第3部 言語情報の認識論
 第8章 事実を伝える言葉
 第9章 情報の信頼性の理論へ―情報学との比較研究の試み―
 結論

補遺1 『宝珠』言語部第1章~第5章の和訳と解説
 第1章 言葉の正しさ
 第2章 期待論
 第3章 適合性論
 第4章 近接論
 第5章 指向論(導入と指向の定義まで)
補遺2 『宝珠』真理論章より抜粋和訳
 Ⅰ 美質の暫定規定
 Ⅱ ヴェーダより得られる認識の正しさの原因

参考文献
索引

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