歴史のなかの親鸞 【真宗文庫】

真実のおしえを問う

著者 名畑 崇
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2017/07/31
ISBN 9784834105582
判型・ページ数 文庫・333ページ
定価 本体750円+税
在庫 お取り寄せ
親鸞が明らかにした浄土真宗は、日本仏教史においてどうような意味をもつのか。平安末期から鎌倉時代の宗教状況を踏まえ、法然から親鸞へ受け継がれた「宗教改革」の実像を、実証的歴史学の視点からあきらかにする。 ※2011年宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念出版として刊行された「シリーズ親鸞」第一巻『歴史のなかの親鸞』(筑摩書房刊)を文庫化。
第一章 近代からの視点
 一 知識人・ジャーナリストの視座―木下尚江
 二 宗門人・学識者の立場―佐々木月樵
 三 親鸞の実在―命終と収骨
第二章 世紀のおわり―南都炎上
 一 父祖の系譜をたどる
 二 王朝貴族のたそがれ―親鸞の出家
 三 延暦寺のうごき―権門の守護
第三章 師・源空の至徳
 一 源空のおしえ―凡愚・女人のすくい
 二 智者のうたがい、愚者の決断―源空との出会い
 三 選択本願の念仏―吉水の親友
第四章 念仏批判と停止
 一 北嶺の怒り
 二 南都の訴え―興福寺奏状
 三 死罪・流罪
 四 越後の風土と伝承
 五 『観無量寿経』に聞く「在家」
第五章 浄土真宗をひらく
 一 大地に聞く―真の仏弟子
 二 浄土真宗をひらく―東国へ移住
 三 常陸にて―王法のおとろえ
 四 嘉禄の法難と隆寛
 五 聖覚と『唯信鈔』
第六章 教化の充実
 一 『顕浄土真実教行証文類』と「和讃」の撰述
 二 東国の念仏者たち―「他力」へのめざめ
 三 京都に帰って―ひそかにおもんみる
 四 漢語の思索・和語の体験
終章 浄土真宗のコスモロジー

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