令知会と明治仏教 【龍谷叢書41】

著者 中川 洋子 執筆
中西 直樹
近藤 俊太郎 編著
出版社 不二出版
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2017/06/08
ISBN 9784835080321
判型・ページ数 A5・195ページ
定価 本体2,700円+税
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令知会は1884(明治17)年、浄土真宗本願寺派の僧・島地黙雷らが中心となって結成された仏教結社である。島地はキリスト教の進出に強い対抗意識を持ちながらも、同時に当時の仏教界全体が明治維新後の「文明開化」に遅れを取ってきた現状に危機感を持ち、宗派を超え仏教を文明社会に適合させる改革に熱心に取り組んだ。本書はその令知会の機関誌『令知会雑誌』を研究の対象とし、知られざる明治初期・中期の仏教界の様子を探る解題論文集である。
『令知会雑誌』研究の可能性―序にかえて…近藤俊太郎

第一章 『令知会雑誌』とその課題…近藤俊太郎
第二章 『令知会雑誌』に見る明治仏教史…中川洋子
第三章 真宗布教近代化の位置断面―本願寺派「特殊布教」の成立過程を中心に…中西直樹
第四章 近代仏教青年会の興起とその実情…中西直樹
第五章 近代仏教少年教会の興起とその実情…中西直樹

あとがき…中西直樹

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