新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
『摩訶止観』を読む
天台大師智顗の宗教体験と実践に基づき講述された、瞑想の指南書『摩訶止觀』。大部で難解とされるこの著作を、天台教学の第一人者である著者が、要点を絞って簡潔に解説。教理体系と実践を兼ね備えた中国仏教屈指の名著は何を説こうとしたのか。
はしがき
一 天台山の浄行者・天台智者大師の障碍―説法 最も第一なり―
二 『摩訶止観』の構成と核心―五略を生起して十広をあらわす―
三 記録者潅頂の評価―円頓は、始めより実相を縁ず―
四 転機になる心―感応道交して発心を論ず―
五 発心の行方―六即は凡に始まり聖に終わる―
六 坐禅の一行―ただ専ら縁を法界に繋げ―
七 修行の機縁―悪は仏道を妨げず―
八 修行のねらい―菩提の大果報を明かさん―
九 止観の意義―空・仮・中のことわり―
十 修行生活の諸要件―一つには五縁を具え―
十一 懺悔の仕方―十種の心を用いて悪法を翻除すべし―
十二 衣食住の誡め―柔和忍辱の心これなり―
十三 修行を乱すもの―五欲は得れども厭くことなし―
十四 懺悔に専念する―調身・調息・調心―
十五 坐禅の要処・十境・十乗―観心に十の法門を具す―
十六 身心は不可思議―心はこれ不可思議の境なりと観ず―
十七 慈悲の心・止観におさめること―行はすなわち止観なり―
十八 空・仮・中におさまる―法を破すことあまねかれ―
十九 閉塞を切り開く・仏の教えを行う―神通をもって通塞を破す―
二十 己れを知り・耐え・妥協しない―五悔の方便を勤行す―
二十一 生活のすべてが止観―臥のなかにも観行あることを得る―
二十二 煩悩の諸相・病気の諸相―五欲を断せずして諸根を浄む―
二十三 業相の諸相・魔事の諸相―深く罪福の相に達す―
二十四 禅定の諸相―禅味に貪著すれば、これ菩薩の縛なり―
二十五 邪見の諸相―見を成ずれば、実語もこれ虚語なり―
おわりに
一 天台山の浄行者・天台智者大師の障碍―説法 最も第一なり―
二 『摩訶止観』の構成と核心―五略を生起して十広をあらわす―
三 記録者潅頂の評価―円頓は、始めより実相を縁ず―
四 転機になる心―感応道交して発心を論ず―
五 発心の行方―六即は凡に始まり聖に終わる―
六 坐禅の一行―ただ専ら縁を法界に繋げ―
七 修行の機縁―悪は仏道を妨げず―
八 修行のねらい―菩提の大果報を明かさん―
九 止観の意義―空・仮・中のことわり―
十 修行生活の諸要件―一つには五縁を具え―
十一 懺悔の仕方―十種の心を用いて悪法を翻除すべし―
十二 衣食住の誡め―柔和忍辱の心これなり―
十三 修行を乱すもの―五欲は得れども厭くことなし―
十四 懺悔に専念する―調身・調息・調心―
十五 坐禅の要処・十境・十乗―観心に十の法門を具す―
十六 身心は不可思議―心はこれ不可思議の境なりと観ず―
十七 慈悲の心・止観におさめること―行はすなわち止観なり―
十八 空・仮・中におさまる―法を破すことあまねかれ―
十九 閉塞を切り開く・仏の教えを行う―神通をもって通塞を破す―
二十 己れを知り・耐え・妥協しない―五悔の方便を勤行す―
二十一 生活のすべてが止観―臥のなかにも観行あることを得る―
二十二 煩悩の諸相・病気の諸相―五欲を断せずして諸根を浄む―
二十三 業相の諸相・魔事の諸相―深く罪福の相に達す―
二十四 禅定の諸相―禅味に貪著すれば、これ菩薩の縛なり―
二十五 邪見の諸相―見を成ずれば、実語もこれ虚語なり―
おわりに