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大久保良峻先生古稀記念論集 天台学と諸思想

天台教学や諸宗教学、周辺領域に関する最新研究について、国内外の第一線の研究者から新進気鋭の研究者まで28名の論考を収録。

著者 大久保良峻先生古稀記念論集刊行会
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 天台宗系
出版年月日 2025/01/31
ISBN 9784831864000
判型・ページ数 A5・830ページ
定価 本体13,000円+税
在庫 未刊・予約受付中
*こちらの書籍は未刊です。現在、予約のみを受け付けております。
既刊の書籍と併せてご注文いただいた場合、全ての書籍が揃い次第の発送となります。
あらかじめご了承ください。

天台教学を中心に真言・浄土・禅等の諸宗教学、周辺領域に関する最新研究を、国内外の第一線の研究者から新進気鋭の研究者28名が執筆。深い洞察と新視点から宗教学の新たな地平をきりひらく。
目次
大久保良峻先生略年譜・業績目録
序文
第1部 天台教学
最澄の相承と思想に関する若干の問題(大久保良峻)
園城寺勧学院尊通についての一考察―尊通の著作を中心に―(渡辺麻里子)
法勝寺御八講における「末師」説に関する論義について(松本知己)
『唯信鈔』と天台教学(栁澤正志)
台密における秘密灌頂(寺本亮晋)
「勧奨天台宗年分学生式(八条式)」は最澄の真撰か(張堂興昭)
『大日経義釈』における胎蔵漫荼羅の意義―字輪観との関係から―(真野新也)
四明系の銭塘への進出について(弓場苗生子)
智顗の教学における菩薩の階位と章安灌頂―初地の異名―(日比宣仁)
宋代における『大仏頂首楞厳経』の経文解釈―特に同経の位置付けをめぐる天台教判論について―(久保田正宏)
円教行位の一考察(大嶋孝道)
最澄・徳一論争における報身常無常論(武本宗一郎)
第2部 諸宗教学
道綽浄土教と『観念法門』(成瀬隆純)
親鸞の『往生要集』観(梯 信暁)
身延文庫蔵「大乗義章第十八抄」所収「涅槃義」翻刻(田戸大智)
中世真言教学における『般若心経秘鍵』理解―「顕中之秘」の解釈をめぐって―(林山まゆり)
信証の地上無惑思想(大鹿眞央)
実恵撰『摧邪興正集』における教理思想(庵谷行遠)
珍海が会釈する浄影寺慧遠と吉蔵の仏性説(成瀬隆順)
『金剛錍論』をめぐる宋代華厳宗の議論(櫻井 唯)
了誉聖冏の二蔵二教判における後分教説の背景について(佐伯憲洋)
道元の経論引用に関する考察―特に孫引きと『華厳経』との関わりについて―(米野大雄)
第3部 周辺領域
八幡神を応神天皇とする祭神説の形成(佐藤眞人)
明治仏教の「公認教」論と一九世紀フランスの宗教制度―藤島了穏の『政教新論』(一八九九)を中心に―(ベルナット・マルティ・オロバル)
日本中世・近世仏教における伝説の秘伝化―「片岡山飢人説話」を中心に―(マルタ・サンヴィド)
第4部 英語論文
A View of the Precepts in Fourteenth Century Japan from the Perspective of a Saidaiji Risshū Monk(Paul Groner)
A debt to Godai’in Annen: Taimitsu and the yogin consecration(Lucia Dolce)
On the Conditionality of Hexagrams: Signs and Signification in Medieval Zen Buddhism(Stephan Kigensan Licha)
あとがき
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