新装版 さとりと日本人

食・武・和・徳・行

著者 頼住 光子
出版社 ぷねうま舎
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2024/05/24
ISBN 9784910154558
判型・ページ数 4-6・266ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり

「さとり」とは何か──十年前、大好評をいただいた書の新版。
「さとり(証)」ってなんだろう。精進料理と茶の湯、武士の思想と和の精神、聖徳太子と千利休、道元、一遍、盤珪……「さとり」の光をもって、日本人および日本文化の根を照らし出す。

はじめに

第一章  食と仏教
 1 仏教における「食」の基本的位置づけ
 2 仏教における「食」の諸相
 3 日本仏教における「食」
第二章  武士の思想と仏教
 1 武士とは何か―「私」と「無私」
 2 武士と仏教(一)―「修養」としての仏教/仏教による武士の道徳の補強
 3 武士と仏教(二)―武士の出家/武士の道徳と仏教との矛盾相克
第三章 和とは何か──「和を以て貴しと為」と「和敬清寂」
 1 聖徳太子『十七条憲法』にみられる「和」―「和を以て貴しと為」をめぐって
 2 「わび茶」の系譜における「和」
第四章  徳という思想
 1 漢訳経典における「徳」
 2 『日本霊異記』における「徳」
 3 一遍における「徳」
第五章 「修行」から「修養」へ──日本仏教の中世と近世
 1 「憂き世」と「浮き世」―中世仏教と近世仏教
 2 「修行」と「修養」という言葉の意味
 3 「修行」と「修養」との相違
終 章 共生の根拠──仏教・儒教・神道
 1 共生と近代
 2 仏教―道元の「四摂法」観
 3 儒教―伊藤仁斎の人倫日常の学
 4 神道―和辻哲郎の「祀る神」「祀られる神」理解をめぐって

参考文献
あとがき
初出一覧

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