新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
新装版 さとりと日本人
食・武・和・徳・行
「さとり」とは何か──十年前、大好評をいただいた書の新版。
「さとり(証)」ってなんだろう。精進料理と茶の湯、武士の思想と和の精神、聖徳太子と千利休、道元、一遍、盤珪……「さとり」の光をもって、日本人および日本文化の根を照らし出す。
はじめに
第一章 食と仏教
1 仏教における「食」の基本的位置づけ
2 仏教における「食」の諸相
3 日本仏教における「食」
第二章 武士の思想と仏教
1 武士とは何か―「私」と「無私」
2 武士と仏教(一)―「修養」としての仏教/仏教による武士の道徳の補強
3 武士と仏教(二)―武士の出家/武士の道徳と仏教との矛盾相克
第三章 和とは何か──「和を以て貴しと為」と「和敬清寂」
1 聖徳太子『十七条憲法』にみられる「和」―「和を以て貴しと為」をめぐって
2 「わび茶」の系譜における「和」
第四章 徳という思想
1 漢訳経典における「徳」
2 『日本霊異記』における「徳」
3 一遍における「徳」
第五章 「修行」から「修養」へ──日本仏教の中世と近世
1 「憂き世」と「浮き世」―中世仏教と近世仏教
2 「修行」と「修養」という言葉の意味
3 「修行」と「修養」との相違
終 章 共生の根拠──仏教・儒教・神道
1 共生と近代
2 仏教―道元の「四摂法」観
3 儒教―伊藤仁斎の人倫日常の学
4 神道―和辻哲郎の「祀る神」「祀られる神」理解をめぐって
参考文献
あとがき
初出一覧
第一章 食と仏教
1 仏教における「食」の基本的位置づけ
2 仏教における「食」の諸相
3 日本仏教における「食」
第二章 武士の思想と仏教
1 武士とは何か―「私」と「無私」
2 武士と仏教(一)―「修養」としての仏教/仏教による武士の道徳の補強
3 武士と仏教(二)―武士の出家/武士の道徳と仏教との矛盾相克
第三章 和とは何か──「和を以て貴しと為」と「和敬清寂」
1 聖徳太子『十七条憲法』にみられる「和」―「和を以て貴しと為」をめぐって
2 「わび茶」の系譜における「和」
第四章 徳という思想
1 漢訳経典における「徳」
2 『日本霊異記』における「徳」
3 一遍における「徳」
第五章 「修行」から「修養」へ──日本仏教の中世と近世
1 「憂き世」と「浮き世」―中世仏教と近世仏教
2 「修行」と「修養」という言葉の意味
3 「修行」と「修養」との相違
終 章 共生の根拠──仏教・儒教・神道
1 共生と近代
2 仏教―道元の「四摂法」観
3 儒教―伊藤仁斎の人倫日常の学
4 神道―和辻哲郎の「祀る神」「祀られる神」理解をめぐって
参考文献
あとがき
初出一覧