お寺さん崩壊 【新潮新書696】

著者 水月 昭道
出版社 新潮社
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
出版年月日 2016/12/20
ISBN 9784106106965
判型・ページ数 新書・220ページ
定価 本体760円+税
在庫 品切れ・重版未定
今、日本のお寺が危ない!特に地方は過疎化や仏教離れで檀家が激減、門を閉ざす寺院が続出している。「もう寺だけでは食えない」と嘆く兼業住職、金持ち寺院へ出稼ぎに行く僧侶など、現状は「坊主丸もうけ」とは縁遠い話ばかり。ズバリお坊さんの収入は? 院号はなぜ高い? 檀家さんに知られたくない本音は?地方寺院の住職がぶっちゃける、檀家激減で危機に瀕したおしたお寺の現状のレポート。
はじめに

第一章 寺が潰れた……

崩壊の始まり/お寺と高学歴者からは貧乏が連想できない/どうしてお寺は潰れるのか/跡取り問題での想定外/いざ“潰す”にも大金が……/檀家さんの行き先/仏さまはどちらへ?

第二章 「坊主丸儲け」なんて大ウソ

寺院の基本収入を大公開/頼みのオプション収入/ズバリ、お坊さんの所得は?/“宗教法人は非課税”という幻想/兼業僧侶の実態――過労死しそう/兼業が不可能な時代の到来/住職の身で非正規雇用/お布施ダンピング/ほとけ、ほっとけ!

第三章 寺とお坊さんの未来予想図

寺とお坊さんは窮地を脱出できるか/寺院経営――家族運営が破綻を呼ぶ/寺院経営2――法人という視座の必要性/寺院経営3――住職雇用制度を導入すべし/地方宗教法人の近未来図/住職の自己防衛術――檀家から家族を守る/住職の自己防衛術2――スペア要員は必須/ご本山は安泰なのか?/「院号」はなぜ高い?/寺院消滅時代のスタート

第四章 お坊さんのぶっちゃけ本音集

飽くなきお布施論争/貧困はよい坊主修行なの!?/本音が言えません/これぞ教条主義の罠/神棚や神社を忌避するお坊さんも/勉強不足のお坊さん/仏教はサービス業とは違う/煩悩を差し出すのが布施行

第五章 現代人に届け、仏教!

仏事は仏さんからのお呼ばれ/情けは人のためならず?/悪人とは“私”のこと!/お寺とかかわるということ/あなたの要望に応えてくれるお寺の探し方/お坊さんを囲うという贅沢

第六章 それでも私は仏道を歩む

仏教は自由への扉を開く/副住職は生き方、サラリーマンは飯の種/十年非正規でもめげない仏教哲学者/「鎮め」の喜びに注目しよう/我思うほどに我無し/それでも僧侶を続ける理由/仏道を歩み続ける

おわりに

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