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話題の本【書評】（2023年9月～） - 2024.05.01
親鸞教学の課題と論究
ビハーラ医療団代表としても活躍する著者は、”死生学”の第一人者として知られている。しかし、実はこれらの研究は応用分野であって、主要な専攻分野は”真宗学”研究であった。本書は、真宗学に関する論文のうち近年発表した9論文と、評価された4論文、英文論文1本を収めた、待望の学術論文集。
Ⅰ
一、「得無生忍」による生死の超越―曇鸞の課題と『観経』理解の一つの視座―
二、法然と南都浄土教―善鸞『観経疏』の受容をめぐって―
三、「信能入」と「疑所止」の往生論―源信・源空・親鸞の教系から―
Ⅱ
一、親鸞教学における「諸仏」の地位
二、親鸞の「信心仏性」について
三、真門における「行」「信」の意義
四、「前念命終 後念即生」考
五、「転」と「即」―親鸞の他力救済の内実―
六、親鸞における神祇の「不拝」と「不捨」について
Ⅲ
一、親鸞における否定的側面と方便―『歎異抄』を発端として―
二、慈悲の「かわりめ」考―『歎異抄』第四条試解
三、『観無量寿経』所説の三福と『歎異抄』について
四、『歎異抄』の「右斯聖教者…」の付文と禁書説について
Ⅳ
One's mind is totally free in the Pure Land―Learning from the ［Meditation Sutra]
初出一覧
あとがき
一、「得無生忍」による生死の超越―曇鸞の課題と『観経』理解の一つの視座―
二、法然と南都浄土教―善鸞『観経疏』の受容をめぐって―
三、「信能入」と「疑所止」の往生論―源信・源空・親鸞の教系から―
Ⅱ
一、親鸞教学における「諸仏」の地位
二、親鸞の「信心仏性」について
三、真門における「行」「信」の意義
四、「前念命終 後念即生」考
五、「転」と「即」―親鸞の他力救済の内実―
六、親鸞における神祇の「不拝」と「不捨」について
Ⅲ
一、親鸞における否定的側面と方便―『歎異抄』を発端として―
二、慈悲の「かわりめ」考―『歎異抄』第四条試解
三、『観無量寿経』所説の三福と『歎異抄』について
四、『歎異抄』の「右斯聖教者…」の付文と禁書説について
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