2024年10月書店売上 - 2024.11.01
原発 瞬楽永苦 【東西霊性文庫10】
日本社会のエートスと仏教の位相
「核と人間」をテーマとしたこの作品を手にすれば、人間社会の業という十字架上に、いま自分たちが釘打たれているという自覚なしには、決して読み通すことはできないでしょう。現代の一禅僧が編んだ「核」問題のバイブルとして日本人必読の一冊 。
まえがき
第一章 ハイマートロス つばらつばらにものを思えば―Lost of the Homelands
はじめに
一 隠す、止める、麻痺させる
二 故郷崩壊
三 いわれなき避難―自然災害避難と原発避難
四 原発(避)難民―ごちゃごちゃ
五 「自主避難」の重層苦
六 原発建設アンチテーゼの貫徹
七 棄てられる故郷
まとめにかえて
第二章 原発裁判 阿留辺幾夜宇和
はじめに
一 公共圏の射程―J・ハーバーマスの問題提起
二 処々で展開されてきた原発裁判
三 裁判官の気づき
四 原子力規制委員会の判定基準
五 二つの原発裁判
六 「あるべきようは」
まとめにかえて
第三章 地湧の菩薩たち
はじめに
一 原発への思い
二 見える「原発」労働
三 二様の「原発労働」
四 資料から見る原発労働の実際
まとめにかえて
第四章 縁起世界の原発 帝網重々主伴無尽
はじめに
一 地震と日本の位置
二 原発と核兵器の関連
三 専門家、企業家
四 放射性廃棄物
五 文明史のなかの原発―帝網重々主伴無尽
六 不気味な穴―「おーい、でてこーい」の世界
あとがき
日本の原子力発電所所在地図
索引
第一章 ハイマートロス つばらつばらにものを思えば―Lost of the Homelands
はじめに
一 隠す、止める、麻痺させる
二 故郷崩壊
三 いわれなき避難―自然災害避難と原発避難
四 原発(避)難民―ごちゃごちゃ
五 「自主避難」の重層苦
六 原発建設アンチテーゼの貫徹
七 棄てられる故郷
まとめにかえて
第二章 原発裁判 阿留辺幾夜宇和
はじめに
一 公共圏の射程―J・ハーバーマスの問題提起
二 処々で展開されてきた原発裁判
三 裁判官の気づき
四 原子力規制委員会の判定基準
五 二つの原発裁判
六 「あるべきようは」
まとめにかえて
第三章 地湧の菩薩たち
はじめに
一 原発への思い
二 見える「原発」労働
三 二様の「原発労働」
四 資料から見る原発労働の実際
まとめにかえて
第四章 縁起世界の原発 帝網重々主伴無尽
はじめに
一 地震と日本の位置
二 原発と核兵器の関連
三 専門家、企業家
四 放射性廃棄物
五 文明史のなかの原発―帝網重々主伴無尽
六 不気味な穴―「おーい、でてこーい」の世界
あとがき
日本の原子力発電所所在地図
索引