お世話され上手

著者 釈 徹宗
出版社 ミシマ社
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/11/01
ISBN 9784903908847
判型・ページ数 4-6・210ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 お取り寄せ
老いも認知症も、こわくない!迷惑かけ合いながら生きましょ。 本書では、消費者体質を転換して、お世話され上手な心と身体を目指すことを提案します。グループホーム「むつみ庵」を営み、お寺の住職かつ宗教研究者である著者が、「これからの救い」の物語を語る。
はじめに

第一章 お世話され「下手」だった私
 先人からのパス
 お寺に生まれて
 仏教を”すそ野”から学ぶ
 巻き込まれキャンペーン
 仏教は怖い
第二章 お寺に注目する
 社会資源や地域資源としての寺院
 寺檀制度のポテンシャル
 在宅医療とお寺
 宗教者に威圧感はいらない?
 お寺的な場
 縁起の実践と空の実践
 日本仏教バッシングが教えてくれたこと
第三章 地域に支えられる里家・むつみ庵
 暮らし抜いていくためのグループホーム
 むつみ庵の特徴
 むつみ庵はひとつのモデル
 認知症であっても、お仏壇には足を向けない
 文化とは、理屈に合わないもの
 段差だらけでも怪我をしない
 環境にアフォードされて行為する私
●むつみ庵スタッフ座談会 前編
第四章 看取るということ
 初めての看取りのとき、むつみ庵が揺れた
 偏り始めたら逆方向へ
 死を経て家になる
●むつみ庵スタッフ座談会 後編
●「むつみ庵」に行く/細川貂々
第五章 認知症高齢者に学ぶ
 自分を( )に入れる
 認知症は怖くない 
 親鸞が説く愚者の道
 自立とは、依存するものがたくさんある状態
 コミュニティに重所属する
第六章 あぶら揚げと仏教
 北陸の幸福ぶり
 「おかげさま」は原恩的感性の表出
 なぜ福井はあぶら揚げ消費量が多いのか
 富山人は仏壇と教育にお金を使う
 近江商人の源流は浄土真宗
 新幹線が通ると幸福度は下がる?
 宗教儀礼は「カイロスの時間を延ばす装置」
第七章 土徳とローカリズム
 ローカル・ブディズム
 土徳に育てられる
 都市に土徳はあるのか
 御取越に二ヵ月かける
 四国の「お接待」
 家の軸としての仏間
 地域の物語
 仏法という物語を生きる
終章  お世話され上手への道
 こだわりのなさ
 あらためて自分をふり返ると
 むつみ庵から学ぶ

あとがき

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