話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.08.18
無葬社会
彷徨う遺体 変わる仏教
著者 | 鵜飼 秀徳 著 |
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出版社 | 日経BP社 |
ジャンル | 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話 |
出版年月日 | 2016/10/31 |
ISBN | 9784822238568 |
判型・ページ数 | 4-6・309ページ |
定価 | 本体1,700円+税 |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
火葬10日待ちの現実
遺体ホテルが繁盛する時代
増える献体、捨てられる遺骨
超高齢社会が招く孤独死の悲劇
孤独死現場を「リセット」する人たち
(第2章) 変わりゆく葬送
葬儀のない葬儀場
都心のビルに一万基の遺骨
日本海に浮かぶ散骨島
理想の墓が新潟にあった
無数の遺骨を集めて仏像に
お坊さん便、食えない僧侶を走らす
仏具屋が見る「寺院消滅」
(第3章) 縁を紡ぐ人々
孤独死を防ぐ縁のかたち
路上生活者を供養する僧侶
難民キャンプに図書館を
地域再生と寺院
都市と地方の寺院をつなぐ
(第4章) 仏教存在の意義 ~原始仏教研究者・佐々木閑氏に聞く~
日本仏教の特殊な成り立ち
今を生きる人のための仏教
社会の受け皿としての仏教
「律」の精神で現代日本を見直すと
本質ではなく、かたちが変わってゆく
(資料) 現代社会における葬送データ