話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
お坊さんが明かす あなたの町からお寺が消える理由
著者 | 橋本 英樹 著 |
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出版社 | 洋泉社 |
ジャンル | 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話 |
出版年月日 | 2016/08/17 |
ISBN | 9784800309860 |
判型・ページ数 | 4-6・190ページ |
定価 | 本体1,400円+税 |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
実家のお寺が消滅し、お墓が荒れる時代がやってくる。
本書では、お寺の消滅がいったいどんな理由で起こっているのかを探ります。江戸時代以来の「檀家制度」が、お寺と人々の関係をどう変えたのか?長引く不況とデフレのなかでも「お布施」はなぜ下がらないのか?「お葬式とお墓」に対する人々の価値観はどう変化したのか?檀家制度を廃止し、お布施を定額明示するなどの改革をおこなっている現役住職が、これからのお寺とお墓のあり方について語ります。
はじめに 実家のお寺が消滅し、お墓が荒れる時代がやってくる
第一章 日本人とお寺の関係はこうしてできあがった
エリートたちの学問、天皇のための祈り
末法の世、庶民のための仏教が栄えた
伝来後一五〇年ほどして葬儀にかかわる
「葬式仏教」はこうして誕生した
お寺を自由に選べなくなった「寺請制度」
江戸町人のお寺とのかかわり方は?
戒名はもともと故人に授けるものではなかった
寺子屋の教育が日本の近代化を支えた
明治維新がもたらした大打撃「廃仏毀釈」
お寺はいつから「家業」になったのか?
第二章 昭和・平成の寺院と日本人
戦後の「農地改革」で大打撃を受けた寺院
末寺から本寺に戻れなかった父
誇らしかった本堂の再建
「お寺の子」の定番進学コース
永平寺で三年間の修業を積む
アメリカの日系寺院にヒントを見つける
高度成長で息を吹き返しバブルに踊った僧侶たち
葬祭業の発展に寺院が飲み込まれる
副住職は「ハケン」のお坊さん
「寺院崩壊」の足音が近づいてきた
檀家制度が寺院崩壊の元凶に
第三章 住職になってからの一〇年改革
住職一年生、檀家と向き合う
「戒名」がもつ本当の意味を考えるべき時代
葬儀・法要の簡素化が止まらない
墓地経営というビジネスモデル
「改葬」や「墓じまい」が増えている
檀家制度をやめたら信徒が増加した
お布施を値下げして定額明示する
葬儀から墓地分譲まで、お寺がワンストップで
セレモニー・ホールとは違う「本堂葬儀」の感動
あらたな信徒組織「随縁会」を発足
旧来の檀家さんたちの戸惑い
周辺の寺院や曹洞宗の反応は?
僧侶自身が変わっていくべき時代
第四章 これからの時代の日本人と寺院が歩む道
「駆け込み寺」に寄せられる相談とは?
空前の「多死時代」がやってくる
アマゾン「お坊さん便」が浮き彫りにしたもの
「葬式仏教」で最高のサービスを
故郷のお寺は大丈夫?「乗っ取り」も増えている
全国のお寺の一六パーセントから住職が消えた!
行き詰まり感が見える後継者選び
お寺と副業―「檀家が多ければ安泰」ではない!
経済的に自立できるお寺を増やしたい
見性院がめざす開かれた「みんなのお寺」
今こそ本物の仏教を伝えるチャンス
禅の境地を伝え、しなやかな心を育む
仏教界を変えていく超宗派グループ「善友会」
おわりに 「平成新仏教」の時代をめざして
第一章 日本人とお寺の関係はこうしてできあがった
エリートたちの学問、天皇のための祈り
末法の世、庶民のための仏教が栄えた
伝来後一五〇年ほどして葬儀にかかわる
「葬式仏教」はこうして誕生した
お寺を自由に選べなくなった「寺請制度」
江戸町人のお寺とのかかわり方は?
戒名はもともと故人に授けるものではなかった
寺子屋の教育が日本の近代化を支えた
明治維新がもたらした大打撃「廃仏毀釈」
お寺はいつから「家業」になったのか?
第二章 昭和・平成の寺院と日本人
戦後の「農地改革」で大打撃を受けた寺院
末寺から本寺に戻れなかった父
誇らしかった本堂の再建
「お寺の子」の定番進学コース
永平寺で三年間の修業を積む
アメリカの日系寺院にヒントを見つける
高度成長で息を吹き返しバブルに踊った僧侶たち
葬祭業の発展に寺院が飲み込まれる
副住職は「ハケン」のお坊さん
「寺院崩壊」の足音が近づいてきた
檀家制度が寺院崩壊の元凶に
第三章 住職になってからの一〇年改革
住職一年生、檀家と向き合う
「戒名」がもつ本当の意味を考えるべき時代
葬儀・法要の簡素化が止まらない
墓地経営というビジネスモデル
「改葬」や「墓じまい」が増えている
檀家制度をやめたら信徒が増加した
お布施を値下げして定額明示する
葬儀から墓地分譲まで、お寺がワンストップで
セレモニー・ホールとは違う「本堂葬儀」の感動
あらたな信徒組織「随縁会」を発足
旧来の檀家さんたちの戸惑い
周辺の寺院や曹洞宗の反応は?
僧侶自身が変わっていくべき時代
第四章 これからの時代の日本人と寺院が歩む道
「駆け込み寺」に寄せられる相談とは?
空前の「多死時代」がやってくる
アマゾン「お坊さん便」が浮き彫りにしたもの
「葬式仏教」で最高のサービスを
故郷のお寺は大丈夫?「乗っ取り」も増えている
全国のお寺の一六パーセントから住職が消えた!
行き詰まり感が見える後継者選び
お寺と副業―「檀家が多ければ安泰」ではない!
経済的に自立できるお寺を増やしたい
見性院がめざす開かれた「みんなのお寺」
今こそ本物の仏教を伝えるチャンス
禅の境地を伝え、しなやかな心を育む
仏教界を変えていく超宗派グループ「善友会」
おわりに 「平成新仏教」の時代をめざして