浄土真要鈔講読

著者 松尾 宣昭
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/07/17
ISBN 9784816221521
判型・ページ数 A5・292ページ
定価 本体7,000円+税
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『浄土真要鈔』は存覚上人によって述作されたものであり、『浄土文類集』を基に聖教の要文を添えて解釈し、加筆したものである。本書では、この『浄土真要鈔』について基礎的な法儀を御確認しつつ疑問や感想を差しはさみ論述する。
はじめに

序論
 第一節 『浄土真要鈔』の成立
 第二節 『真要鈔』と『浄土文類集』
 第三節 底本・写本・参考文献

本文講読
 第一節 表題
 第二節 総論―専修念仏の伝承
  A 念仏為本の教法
  B 浄土異流と「親鸞聖人の一義」
  C 「仏恩を報ずるつとめ」
 第三節 第一問答―平生業成・不来迎義
  A 宗祖義の根本は平生業成・不来迎
  B 平生業成義に基づく「即得往生」の解釈
  C 平生業成義に基づく「住不退転」の解釈
  D 不来迎義
 第四節 第二問答―平生業成・不来迎義の経証
  A 「いよいよ堅固の信心をとる」
  B 宗祖への仰信
  C 平生業成義の経証としての第十八願文
  D 平生業成義の経証としての第十八願成就文
  E 仏心としての一念帰命の信心
  F 久遠実成と十劫成道
  G 摂取不捨としての仏凡一体
 第五節 第三問答―現生不退
  A 総じて問に答える
  B 『阿弥陀経』の「皆得不退転」の文
  C 「即得往生 住不退転」の与奪の釈
  D 現生不退義の証文
 第六節 第四問答―『観経』下輩の臨終往生
 第七節 第五問答―因願の「十念」と成就の「一念」
  A 総じて答える
  B 開いて説明する
 第八節 第六問答―「乃至」のこころ
  A 「十念」の根拠
  B 「一念」を説いた経釈の文
  C 「乃至」の意味
  D 「念仏往生の願」という名称の意義
  E 「行文類」の『安楽集』引文
  F 宗祖の行一念釈と信一念釈
 第九節 第七問答―方便説としての来迎義(願文上、及び理証)
  A 第十九願所誓の臨終来迎
  B 念仏の益として来迎を説くは方便説
 第十節 第八問答―方便説としての来迎義(善導大師における)
 第十一節 第九問答―方便説としての来迎義(善導大師における・承前)
 第十二節 第十問答―摂取不捨の益としての報仏の来迎
  A 第十八願と第十九願の峻別への疑問
  B 両願峻別の根拠は行が異なるから
  C 『文類聚鈔』「念仏正信偈」の文
  D 無生の生としての往生
  E 来迎「期すべからず」から来迎「あるべからず」への徹底
  F 善導大師『法事讃』の讃文
  G 善無畏法師の文
  H 来迎は不定の利益
 第十三節 第十一問答―諸行の果としての化土往生
 第十四節 第十二問答―胎生・化生の相
 第十五節 第十三問答―化土往生の失
  A 『略論安楽浄土義』の文
  B 念仏往生と諸行往生の勝劣
 第十六節 第十四問答―善知識
  A 「善知識」の規定
  B 善知識の徳相

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