『般舟三昧行道往生讃』(般舟讃)講読

著者 淺田 恵真
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/07/17
ISBN 9784816221514
判型・ページ数 A5・726ページ
定価 本体14,000円+税
在庫 お取り寄せ
『般舟三昧行道往生讃』(般舟讃)の首題は「依観経等明般舟三昧行道往生讃」といい、浄土を願生し、阿弥陀仏や浄土の徳を讃嘆し、往生を願う別時の行法が説かれている。「観経等」の「等」に着目して内容を精査すると、『阿弥陀経』や『大無量寿経』も含まれているが、それ以上に天台教学にも取り入れられている『般舟三昧経』が大きな比重を占めていることがわかる。天台教学上では「己心の弥陀」を見る見仏体験を目的とした実修経典として理解されている『般舟三昧経』を、善導はどのように会通して浄土三部経と同様に見たのか。本讃を通じて究明する。
はじめに

総説
 (一)善導の略歴
 (二)大師の著作

表題と撰号

第一章 起教勧修分(釈迦如来、教を起こして修業を勧める)
 第一節 叙勧意(浄土を勧める意を述べる)
 第二節 標行目(般舟三昧の行目を標す)
第二章 讃仏立信分(釈迦仏を讃歌して自らの信を立てる)
 第一節 頓漸教興章(頓教を漸教を興す)
 第二節 施化深広章(如来は深く広く教化を施す)
 第三節 順教覓安章(如来の教えに随順して安穏を覓む) 
 第四節 回心向西章(心を回らせて西に向かう)
 第五節 念報進修章(念仏・報謝、進んで修すべし) 
 第六節 普勧厭欣章(総てにわたって、この世を厭い、浄土を欣うことを勧める) 
 第七節 安身宝屋章(身を宝の楼閣に安ず)
 第八節 案処法楽章(案じる処は法楽)
 第九節 仏家門開章(仏家の門、開く)
 第十節 回入仏智章(仏智に回入する)
    ほか
第三章 拳証勤報分(証拠を挙げて報を勤む)
 第一節 明厭欣益(娑婆を厭い、浄土を欣う利益を明かす)
 第二節 示迷悟元(迷悟の根元を示す)
 第三節 結勧慚謝(結して慚鬼と報謝を勧める)

付録 柔遠師の『般舟讃甄解』の科段分けによる『般舟讃』の現代語訳

あとがき
索引

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