浄土真宗入門 【真宗新書2】

親鸞の教え

著者 池田 勇諦
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/07/15
ISBN 9784834105322
判型・ページ数 新書・222ページ
定価 本体780円+税
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鎌倉時代に親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗の教えは、現代の私たちに何を伝えようとしているのか。その教えを聞くことで、私たちの生活がどう変わっていくのか…。浄土とは、念仏とは、往生とは…。浄土真宗の教えの基本を確かめたい人から、より深く学びたい人まで全ての人に向けて解き明かす、入門書決定版。
序章 「入門」を問う 
 ◆わかっていたはずの人生がわからなくなる、  この歩みこそ真宗入門の歩みでありましょう。 
第1章 「浄土」 とは 
 ◆浄土とは、私たちを離れて、どこかに思い描かれるような世界ではない。
 ◆地獄も浄土も「造ったからある」。造らなければないのです。 
 ◆「死んだらどうなるのか」と問わずにいられない私たち。 
第2章 「往生」 とは 
 ◆自分にとって「浄土に生まれる」とはいかなる体験なのか?
 ◆「往生の生活」とはどのような歩みなのか?
第3章 「本願」 とは 
 ◆真宗仏教の「救い」は「本願」にもとづく救いである。
 ◆自分のことでありながら、自分でわからない。はてさて?
第4章 「他力」 とは
 ◆「他力がわからん」とは、自力がわからんということです。
 ◆「他力」の「他」とは、「自力の心」の他なのです。
第5章 「念仏」 とは 
 ◆「南無阿弥陀仏」は言葉となった仏です。
 ◆「念仏は、声に出さなきゃならんものなんですか?」
第6章 「信心」 とは 
 ◆「信じる」とはどんな出来ごとだろうか?
 ◆私たちにとって、「回心」とはどんな体験か?
第7章 「聞法」 とは 
 ◆「法を聞く」とはいったいどのような歩みなのか?
 ◆なにを聞くのか、なぜ聞くのか、どう聞くのか?
第8章 「回向」 とは 
 ◆他者との絆が問われるいま、「回向」の意味をあらためて考える。
 ◆なぜ往相と還相の、二種回向が説かれるのか?
第9章 「諸仏」 とは 
 ◆「諸仏」のひと言にこめられた、私たちの人生の一大事。
 ◆阿弥陀仏と諸仏と私たちはどういう関係にあるのか?
第10章 「生活」 とは
 ◆真宗の教えと「生活」はどのような関係にあるのか?
 ◆真宗の教えを生きるとはどのような生活なのか?
第11章 「教化」 とは
 ◆教化という課題は、私たちにとってどういうものか?
 ◆「自信教人信」とはいったいどういうことなのか?
あとがき

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