仏教の仮面を剥ぐ

著者 ベルナール・フォール
末木 文美士
金子 奈央
出版社 トランスビュー
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2016/06/15
ISBN 9784798701592
判型・ページ数 4-6・206ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 お取り寄せ
覚り、無我、寛容、平和主義―本当にそうなのか? ダライ・ラマ14世までも正面から批判しつつ、仏教の常識を真っ向から再検討。建前に固執し理想化しようとする偏狭な「ネオ・ブッディズム」に立ち向かい、歴史の中で多様性を持ちつつ生き続けた仏教の豊かさに眼を向けた仏教入門。
序論

第Ⅰ部 歴史の中の仏教
 1 「仏教は一つであり、多数である」
 2 「ブッダは、ただ一人覚りを達成した人間である」
 3 「仏教はインドの宗教である」
 4 「仏教は、虚無の宗教である」
 5 「仏教は哲学であり、宗教ではない」
 6 「すべての仏教徒は覚りの達成を追求している」
 7 「仏教はあらゆるものが無常であることを教える」
 8 「カルマの信仰は、宿命論につながる」
 9 「仏教は自我の存在を否定する」
 10 「仏教は転生を教える」

第Ⅱ部 仏教と地域文化
 1 「仏教は無神論的宗教である」
 2 「とりわけ仏教はスピリチュアリティそのものである」
 3 「ダライ・ラマは仏教のスピリチュアル・リーダーだ」
 4 「仏教徒であることは禅であることだ」

第Ⅲ部 仏教と社会
 1 「仏教は寛容な宗教である」
 2 「仏教は慈悲を説く」
 3 「仏教は平和的宗教である」
 4 「仏教は我々がみな平等であると主張する」
 5 「仏教は科学と両立しうる」
 6 「仏教は或る種のセラピーである」
 7 「仏教は厳格な菜食主義を主張する」
 8 「仏教は普遍主義的な教えである」
 9 「仏教は僧侶の宗教である」

結論 仏教か、それとも新仏教(ネオ・ブッディズム)か?

主要参考文献
訳者解説

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