親鸞聖人と箱根権現 【歴史を知り、親鸞を知る9】

著者 今井 雅晴
出版社 自照社出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2015/11/30
ISBN 9784865660210
判型・ページ数 B6・99ページ
定価 本体800円+税
在庫 品切れ・重版未定
「歴史を知ることにより、親鸞聖人をより深く知ろう」を目的におこなわれた講演録シリーズ。 本巻では、『親鸞伝絵』にも描かれている親鸞聖人の箱根権現訪問の様子やその背景について考察します。
発刊のことば
「親鸞聖人と箱根権現」関係地図

はじめに
一、親鸞聖人の箱根権現訪問
 (1)『親鸞伝絵』について
 (2)関東時代の三つの挿話
 (3)箱根権現訪問に関する『親鸞伝絵』の原文と現代語訳
二、箱根権現と鎌倉幕府
 (1)箱根権現とその成り立ち
 (2)箱根権現別当と源頼朝
 (3)源頼朝・同実朝の二所詣
三、青蓮院と慈円
 (1)青蓮院の成り立ち
 (2)九条兼実と慈円
 (3)九条家と日野家
 (4)慈円と青蓮院の発展
四、親鸞聖人と聖覚
 (1)聖覚の祖父信西(藤原通憲)
 (2)聖覚の父澄憲
 (3)聖覚 唱導の名手
 (4)親鸞聖人の法兄
五、聖覚と青蓮院
 (1)慈円と聖覚
 (2)青蓮院と『門葉記』
 (3)聖覚の箱根権現支配
六、聖覚と鎌倉幕府
 (1)澄憲と源頼朝
 (2)聖覚と北条政子三回忌
七、箱根権現に到る道―二つの東海道
 (1)地域名としての東山道と東海道
 (2)街道名としての東山道と東海道
 (3)東海道①足柄道 相模国関本宿と足柄峠
 (4)東海道②箱根道 箱根権現と箱根峠
八、暁の箱根社
 (1)暁の訪問
 (2)神官や巫たちの「あそび」
九、その後の親鸞聖人と聖覚
 (1)聖覚著『唯信抄』の書写と『唯信鈔文意』の執筆
 (2)聖覚の『表白文』と親鸞聖人の『正像末浄土和讃』
十、『親鸞伝絵』の制作者覚如の意図
おわりに

あとがき

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