礼とは何か

日本の文化と歴史の鍵

著者 桃崎 有一郎
出版社 人文書院
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2020/07/30
ISBN 9784409520833
判型・ページ数 4-6・316ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 お取り寄せ
教室での礼、貰い物への返礼など、日本社会に溢れる「礼」。それは古代中国に生まれた、世界を律するための概念であり、今日まで広く深く日本の文化と歴史を規定している。しかし、「礼」とは一体何か、歴史学的に解明し本質を捉える議論はこれまでにされてこなかった。気鋭の日本中世史研究者が中国古代思想に分け入り、「礼」の根源に迫る画期的力作。
プロローグ―“礼儀正しい日本人”が《礼》を知らない落とし穴

第1章 『礼記』と《礼》思想―人間関係の根底としての敬譲
第2章 《礼》のメカニズム―相互作用・外形・理性
第3章 《礼》の類別機能―人を禽獣と分ける秩序の大前提
第4章 社会の持続可能性を保証する冠昏喪祭―先後絶対主義と根源至上主義
第5章 世界の原点・万物の始原としての「天」―《礼》の絶対性を保証するもの
第6章 戦争で敵を討つ《礼》―軍礼と時機最適主義
第7章 射(弓術)と宴会の《礼》―祭祀と秩序の維持管理
第8章 《礼》と《楽》―外と内から立体的に統治する術
第9章 《礼》と外交・内政―立場最適主義と職分忠実主義
第10章 君子の成績簿・『春秋左氏伝』―万人を役割に縛る《礼》

エピローグ―《礼》とは何か

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