親鸞聖人の越後流罪を見直す 【歴史を知り、親鸞を知る8】

著者 今井 雅晴
出版社 自照社出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2015/06/30
ISBN 9784865660135
判型・ページ数 B6・93ページ
定価 本体800円+税
在庫 品切れ・重版未定
承元の法難により流罪された親鸞聖人の、越後国での生活はどのようなものだったのか。流罪=苦行とされた従来のイメージに疑義を呈することで、より親鸞聖人を深く知ろうとする試み。
発刊のことば
はじめに
流罪に関する従来の見方と問題点
 問題点(1) 念仏禁止?
 問題点(2) 雪の親不知・子不知で難渋する?
 問題点(3) 越後での生活は食うや食わず?
貴族の出身 親鸞聖人
 父有範は身分の低い貴族
 『教行信証』の訓点 藤原・日野流
念仏禁止の実際
 吉水草庵の法然聖人
 「七箇条制誡」を延暦寺に提出
 「興福寺奏状」を朝廷に
 笠置の貞慶と聖覚
 念仏は大切にされていた
 慈円と念仏
 治安を乱す者は取り締まる
後鳥羽上皇の処断
 興福寺の追及の継続
 宮中の女官の出家
 騒いでいるのは興福寺だけ
 忿をなし怨を結ぶ
 裁判の慣行を無視
流罪と流刑地
 流刑地の決め方
 印象深い「越後国府」
 崩れていた遠流・中流・近流の分類
なぜ流刑地が越後だったのか
 朝廷の位・職の決め方
 伯父日野宗業の勉学と栄達
 九条良経の知行国=越後国
 後鳥羽上皇の近臣の知行国=越後国
 日野宗業の越後権介就任
 もと越後介三善為教
越後国での実際の生活
 一般的な流罪の実態
 経済的・身分的には保障されていた
 苦しい学びの生活
 越後生活の成果
後鳥羽上皇への非難
 『教行信証』化身土巻の文
 貴族の慣行
 『教行信証』執筆の時期 承久の乱後
親鸞聖人は越後流罪を嫌がってはいなかった
 師教の恩致
 現代にとって「流罪」とは
おわりに
あとがき

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