京都に残った公家たち 華族の近代

著者 刑部 芳則
出版社 吉川弘文館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2014/09/01
ISBN 9784642057851
判型・ページ数 B6・273ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 お取り寄せ
天皇の近親者でありながら、なぜ京都に残ったのか。困窮しつつも公家文化の伝統を残そうと奔走した姿を描き、華族の役割を考える。
京都公家華族とはなにか―プロローグ
京都に残る公家華族
 京都外出に対する賛否両論
 時勢の変化と特権の喪失
 京都公家華族の存在
四民の上に立つ道程
 華族会館分局の講習会
 有爵者の役割
困窮する公家華族
 京都公家華族の負債
 岩倉具視の救済措置
 奈良華族の負債問題
東西両京を往復する公家華族
 帝国議会に登院する準備
 貴族院議員久世通章の活動
 旧堂上華族恵恤金と三曜会
社会を騒がす公家華族
 不祥事の顕在化
 骨肉の争い梅園事件
 増加する不祥事
 大正・昭和の京都公家華族―エピローグ
あとがき
参考文献

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