新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
[新版] 宗教における思索と実践 【サンガ文庫】
人類の智慧の蔵たらんことを標榜し、
世界の仏教の名著をここに収める
終戦4年目に刊行された本書は、当時の混乱した社会状況、思想状況を見据えた上で、宗教の思想と実践を鋭く説いている。著者の30歳代後半の意気込みと志気がうかがわれる歴史的名著が、文庫版となって刊行!
新版によせて
はしがき
序論 現下日本における伝統と思索
一 過去の反省
二 伝統
三 唯物論の問題
四 実存哲学と社会倫理
五 社会倫理としての宗教
第一部 倫理の基底としての宗教
第一章 自己の自覚
一 東洋における自己の自覚の問題
二 自己の主体的把握
三 仏教の無我説の真義
四 万人一体験
五 自己の存在の論証
六 自他不二の倫理
七 近代生活における自我の自覚
第二章 思想対立における自由と寛容
一 思想対立の意義
二 ヨーロッパにおける寛容の問題
三 インドにおける寛容の問題
四 インドにける寛容の思想
五 将来における寛容の意義
六 日本における思想の自由の問題
第三章 慈悲
愛との連関
第四章 平等
一 平等の観念と仏教
二 平等の観念の成立した社会的基盤
三 原始仏教における平等の観念
第五章 生と死
一 死の問題
二 苦の超克
三 生死の超越
四 輪廻と解脱
五 天の世界
第二部 人倫的組織における宗教活動
第一章 国家の理想
一 原子仏教時代の国家
二 原子仏教の国家観
三 アショーカ王の政治理想
四 中世の封建社会と仏教徒の国家論
五 国家統治の具体的処問題
第二章 民俗の問題
一 民族至上主義
二 復古神道と民族主義
三 古代インドにおける民族の問題
四 アショーカ王と民族問題
五 シナ・日本における宗教と民族意識
六 国家指導者の場合
七 結語
第三章 経済倫理
一 職業における精励
二 営利追求の問題
三 他人に対する奉仕
四 生産増強の方策
五 日本仏教の職業倫理―鈴木正三の思想―
第四章 家族倫理
一 序
二 父家長的観念の排除
三 両親に対する尊敬・扶養
四 子に対する親の義務
五 夫婦の道徳
六 主従の道徳
七 結語
第五章 社会事業
一 社会事業を行うべき倫理的要請
二 インド古代仏教徒の社会事業
三 インド中世仏教徒の社会事業
四 日本における社会事業
五 社会事業の宗教性
結語
解説―奈良康良
はしがき
序論 現下日本における伝統と思索
一 過去の反省
二 伝統
三 唯物論の問題
四 実存哲学と社会倫理
五 社会倫理としての宗教
第一部 倫理の基底としての宗教
第一章 自己の自覚
一 東洋における自己の自覚の問題
二 自己の主体的把握
三 仏教の無我説の真義
四 万人一体験
五 自己の存在の論証
六 自他不二の倫理
七 近代生活における自我の自覚
第二章 思想対立における自由と寛容
一 思想対立の意義
二 ヨーロッパにおける寛容の問題
三 インドにおける寛容の問題
四 インドにける寛容の思想
五 将来における寛容の意義
六 日本における思想の自由の問題
第三章 慈悲
愛との連関
第四章 平等
一 平等の観念と仏教
二 平等の観念の成立した社会的基盤
三 原始仏教における平等の観念
第五章 生と死
一 死の問題
二 苦の超克
三 生死の超越
四 輪廻と解脱
五 天の世界
第二部 人倫的組織における宗教活動
第一章 国家の理想
一 原子仏教時代の国家
二 原子仏教の国家観
三 アショーカ王の政治理想
四 中世の封建社会と仏教徒の国家論
五 国家統治の具体的処問題
第二章 民俗の問題
一 民族至上主義
二 復古神道と民族主義
三 古代インドにおける民族の問題
四 アショーカ王と民族問題
五 シナ・日本における宗教と民族意識
六 国家指導者の場合
七 結語
第三章 経済倫理
一 職業における精励
二 営利追求の問題
三 他人に対する奉仕
四 生産増強の方策
五 日本仏教の職業倫理―鈴木正三の思想―
第四章 家族倫理
一 序
二 父家長的観念の排除
三 両親に対する尊敬・扶養
四 子に対する親の義務
五 夫婦の道徳
六 主従の道徳
七 結語
第五章 社会事業
一 社会事業を行うべき倫理的要請
二 インド古代仏教徒の社会事業
三 インド中世仏教徒の社会事業
四 日本における社会事業
五 社会事業の宗教性
結語
解説―奈良康良