私にわかる浄土真宗 真実の教・行・信・証

著者 宮城 顗
出版社 真宗大谷派小松教務所
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2011/03/01
ISBN 978400000105X
判型・ページ数 B6・255ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
本書は、真宗大谷派小松教区「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」記念事業のひとつとして刊行された宮城顗先生の講義録です。
真実の教え(教)
真宗とはどういう教えか
安心して悶えられる教え
私を歩ませるものが真理
「親鸞さまに遇えて良かった」
楽を追い求める現代生活
「さわり」があるところに自由がある
「さわり」によって破られる思い
いのちの事実に帰る
人間の価値を量るもの
名詞の「死」と動詞の「死」
浄土に生まれた人が浄土を開く
浄土のいのちを捨てる
死なれて初めて遇える親
思いが断たれて出あ遇う世界
喜んで死んでいける道
悩みがないとは所在がないこと
「現世の利益」と「現生の利益」

真実の行
教・信・行・証ではなく教・行・信・証
成就してこそ行の意味を持つ
行の最後の問題は「不染名利」
「わが」という心を離れない自力の行
私の一声となる念仏の歴史
歴史があるから手を合わせられる
願も行もそなわっているのが念仏
レッテルではないのが名前
名前ほど具体的のものはない
名にまでなった仏さま
「お念仏は常識だ」
常識とは共通感覚
感覚を育てる儀式・習慣
人間としての常識を開くのが念仏

真実の信
「わが」という心を離れない信心
如来よりいただいた信心
法で救われるのが仏教
如来の心が私を歩ませる
理知分別をたのみとする私
もとよりありし心に帰る
信心、それこそが救い
私を空過させるのが無明業障
「ただ事ではない」を生きている私
何でもわかっているつもりの私
愚かさとは答えを持っていること
知識で判定される生と死
「いのち」を見失った現代文明
信心とは如来の心を生きる生活

真実のさとり(証)
過去では平等は成り立たない
未来によって人は決まる
私のあり方を悲しむ如来の大悲心
救われるはずのない私
すでに救われている私
人間が人間として生きる道
「真智は無知なり」
死をあやつり、生を造る現代
分別を破るのが仏教
関係のない人は風景なのか
ポータブル・テリトリー
喜・悟・信の三忍
現実を仏道の問題として生きる
正定聚に住する
たしかな世界をたまわる
一緒に考え、一緒に歩く世界

真実の浄土(真仏土)
死後の世界としての浄土
来世を問わない仏教
死後の世界ではない浄土
願いの世界としての浄土
私が動かされる浄土
いのちで感じ取る世界
いのちが輝くとき
生きているということ
いのちのつながり
浄土はなくていいのか
いのちの事実を生きる
共に生きる
苦悩にこたえる世界
浄土によって開かれる世界
本当に願うべきこと
はたらきかけてくる浄土

浄土のはたらき(化身土)
方便とは本願の歩み
真実のはたらきが方便
浄土のいのちは願い
願いをいのちとする釈尊
どこまでも寄り添う心
仮令の誓願
果遂の誓い
自分のあり方を知る
思いを生きる私
事実を受け止めない私
濁世の群萌としての私
仏道をも自分の思いとする
思いが満たされる世界
自分の愛情をほこる心
歩みが始まらない世界
信じているのは自分の心
三宝の中にあって三宝を見ず
自らのあり方を悲しむ
自分というものを破る

参考資料
あとがき

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