新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
近代日本人の宗教意識 【岩波現代文庫 学術171】
日本人にとって宗教とは何か。その無神論的心情と背中合わせになっているものは何か。著者年来の問題意識による成果を集成し、風土に規定された自然感覚の深奥に横たわる原初的宗教意識とその特質を浮き彫りにする。漱石、子規、賢治、寅彦らの広義の宗教的態度を例証しながら、日本人の心の深層に新たな光を当てる。(前書より)
はじめに
一 「無新論者」とは
二 日本人の「無神論的心情」
三 日本人の自然感覚と宗教意識
Ⅰ
1 日本人の宗教性-子規と兆民と漱石-
2 宗教と科学のあいだ-寅彦と賢治と水子供養-
3 赤ん坊の泣き声-西田天香の場合-
Ⅱ
1 やせほそった「仏陀」-木村泰賢と宇井伯寿と和辻哲郎-
2 倫理から芸術へ-和辻哲郎の場合-
Ⅲ
1 花田清輝と『愚管抄』-公家的伝統の非暴力思想-
2 臨死体験の意味
3 「宗教的対話」と「宗教的共存」-一神教的方法と多神教的方法-
あとがき
岩波現代文庫版あとがき
初出一覧
一 「無新論者」とは
二 日本人の「無神論的心情」
三 日本人の自然感覚と宗教意識
Ⅰ
1 日本人の宗教性-子規と兆民と漱石-
2 宗教と科学のあいだ-寅彦と賢治と水子供養-
3 赤ん坊の泣き声-西田天香の場合-
Ⅱ
1 やせほそった「仏陀」-木村泰賢と宇井伯寿と和辻哲郎-
2 倫理から芸術へ-和辻哲郎の場合-
Ⅲ
1 花田清輝と『愚管抄』-公家的伝統の非暴力思想-
2 臨死体験の意味
3 「宗教的対話」と「宗教的共存」-一神教的方法と多神教的方法-
あとがき
岩波現代文庫版あとがき
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