話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
歴史のなかの天皇 【岩波新書 新赤版987】
「天皇」という語が初めて使われたのはいつか。「女帝」はどのような背景のもとに登場したのか。「王統」はどのように受け継がれてきたのか。練達の日本古代史研究者が、東アジア世界との関係を視野にいれつつ、卑弥呼の時代から現代までを通観し、「天皇」の歴史をたどる。この列島の王権のありかたを考えるための基本書として最適。(前書より)
序章 天皇は「王」ではない
一 倭王の時代
二 「王」から「天子・天皇・皇帝」へ
三 唐風の王権への模索と底流
四 東アジアの大変動と古典的な国制・文化
五 武家の台頭とモンゴルの襲来
六 近世の天子と将軍
終章 近代天皇制の諸問題
おわりに 国際的交通と天皇制
あとがき
参考文献
天皇系図
東アジア王朝略年表
歴代天皇一覧
一 倭王の時代
二 「王」から「天子・天皇・皇帝」へ
三 唐風の王権への模索と底流
四 東アジアの大変動と古典的な国制・文化
五 武家の台頭とモンゴルの襲来
六 近世の天子と将軍
終章 近代天皇制の諸問題
おわりに 国際的交通と天皇制
あとがき
参考文献
天皇系図
東アジア王朝略年表
歴代天皇一覧