話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
無門関 【禅の語録18】
『無門関』は、臨済禅の代表的な公案集として『碧巌録』と共に世に知られる。中国南宋の人で楊岐派八世の法孫、無門慧開によって編せられた。楊岐派四世の圜悟により作られた『碧巌録』に遅れること約百年である。その内容は『碧巌録』に比べて平明簡潔であり、古則も『碧巌』や『従容録』の百則に対して四十八則しかない。その第一則である「趙州無字」の話は今もなお修行者への初関として世に知られている。
はしがき
習庵の序
表文
自序
目録
無門関
第一 趙州狗子―趙州の狗子
第二 百丈野狐―百丈の野狐
第三 倶胝堅指―倶胝の一指
第四 胡子無鬚―或庵の釈迦
第五 香厳上樹―香厳樹に上る
ほか
解説
法系図
索引
習庵の序
表文
自序
目録
無門関
第一 趙州狗子―趙州の狗子
第二 百丈野狐―百丈の野狐
第三 倶胝堅指―倶胝の一指
第四 胡子無鬚―或庵の釈迦
第五 香厳上樹―香厳樹に上る
ほか
解説
法系図
索引