【POD版】如来蔵思想 Ⅱ (POD)

POD

梵・蔵・漢の文献を駆使し、インド大乗仏教全般を視野に、如来蔵思想の成立過程とその展開を仔細に検討する。

著者 高崎 直道
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
POD
出版年月日 2020/10/15
ISBN 9784831893130
判型・ページ数 A5・416ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり

如来蔵思想研究の第一人者として世界的に令名の高い著者の論文集。梵・蔵・漢の文献を駆使しつつ、インド大乗仏教全般を視野におさめながら、如来蔵思想の成立過程とその展開を仔細に検討する。

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 三省堂書店神保町本店 TEL 03-3233-3312 (10:00-20:00)

目次
『究竟一乗宝性論』の構造と原型
『宝性論』における如来蔵の意義
如来蔵と縁起―『宝性論』を手がかりとして―
AMUKTAJÑA の語義について
『宝性論』I,9における Ārambaṇa について
『般若経』と如来蔵思想
華厳教学と如来蔵思想―インドにおける「性起」思想の展開―
『華厳経・如来性起品』と『宝性論』―とくに ‘tathāgata-gotra-saṃbhava’(如来性起)という語をめぐって―
『無上依経』*Anuttarāśrayasūtra の構造
真諦訳・摂大乗論世親釈における如来蔵説―宝性論との関連―
転依―Āśrayaparivṛtti と Āśrayaparāvṛtti―
究極的真理の記述―大乗仏教に於ける六つのカテゴリーによる―
仏教とインド社会―ゴートラ gotra の観念をめぐって―
GOTRABHŪ と GOTRABHŪMI
GOTRABHŪMI 覚え書―特に『般若経』の十地をめぐって―
ツォンカパのゴートラ論
聖種 Āryavaṃśa と種姓 Gotra
種姓に安住する菩薩―瑜伽行派の種姓論・序説―
解説
索引

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