「悟り」は開けない

出版社 ベストセラーズ
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2017/07/20
ISBN 9784584125588
判型・ページ数 新書・240ページ
定価 本体815円+税
在庫 在庫あり
曹洞宗の僧侶で、現在「恐山」院代を務める著者が、「悟りとは何か」「涅槃とは何か」「私とは何か」について、真正面から対峙する。
「悟りを開くために、坐禅をするのではない」―。
今までにはなかった、まったく新しい「アウトサイダー仏教論」。
序章 「宗教」―何を問題にしているのか

第1章 「自己」―仏教からの問い
 1 教は何を問題としているのか
 2 仏教へのアプローチ

第2章 「仏教」―基本のアイデア
 1 「苦」「無常」「無我」について
 2 「縁起」と「因果」について
 3 「輪廻」について
 4 「業」について
 5 「無記」「空」について

第3章 「悟り」―それは「開けない」
 1 「煩悩」の問題
 2 「悟り」とは何か
 3 「坐禅」の意味
 4 「涅槃」を考える

第4章 「現代」―生きるテクニック
 1 高齢化社会
 2 人間関係
 3 生き難さ
 4 居場所

終章 「若い友へ」―理由なき生のために

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