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ブッダが見つけた四つの真実
著者 | ゾンサル・ジャムヤン・ケンツェ 著 河上 沙羅 訳 望月 恵太 訳 |
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出版社 | 創元社 |
ジャンル | ブッダ・釈尊 |
出版年月日 | 2021/05/20 |
ISBN | 9784422140247 |
判型・ページ数 | 4-6・221ページ |
定価 | 本体1,600円+税 |
在庫 | 在庫あり |
本書は、仏教の基本の概念として知られる四法印(しほういん)を、仏教の初心者にもわかりやすく概説した書である。
ウィットやユーモアを交えながら、現代の身近なたとえ話を多く用いることで、ともすると「とっつきにくい」印象を与えがちな仏教の教えをわかりやすく伝えるとともに、仏教の教えが時代遅れなものではなく、現代の私たちに賢く生きる知恵をあたえるものであることを示している。
なお、今回の翻訳は日本での出版に合わせて改訂されたもので、安室奈美恵など日本のことが随所に登場するため、日本の読者も親近感が感じられるだろう。
原書は2006年に英語版が出版されて以来、フランス語、ドイツ語といったヨーロッパ言語のみならず、中国語、ヘブライ語、インドネシア語など20以上の言語に翻訳され、合計18万6千部発行されている。
第1章 作り上げられたものと無常
赤ちゃんのガラガラのように私たちの気をそらすもの
真実の探求は悪いことのように見えるときがある ほか
第2章 感情と痛み
個々の幸福を定義する
制度化された「幸福」の定義 ほか
第3章 すべては空性である
空性をとらえようとする
私たちの限られた論理 ほか
第4章 涅槃とは概念を超越したものである
天国―究極のバカンス?
幸福はゴールではない ほか
結論
見方が最終的な基準点となる
四法印の美しい論法 ほか