K 0号

特集 遠くの親戚より近くの他人―沖縄・台湾―

著者 西岡 圭司
出版社 Knit-K
ジャンル 仏教関係雑誌
シリーズ K
出版年月日 2020/09/15
ISBN 9784910349008
判型・ページ数 B5・48ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
<特集 遠くの親戚より近くの他人―沖縄・台湾―>
台湾・桃園と日本・那覇との距離は約650km、一方、那覇と京都との距離は約1250km、つまり台湾と沖縄のほうが近いのである。
 それならば文化や価値観、暮らしぶりに何らかの共通点があるのではないだろうか。
往来などの「ご近所付き合い」はどうだろう、と考えるが、そんなに単純なものではないのかもしれない。
本特集では、隣り合うふたつの地域に注目し、その近接性や移動・交流などについて考えたい。
周辺から世界を見る 
  :竹川大介(北九州市立大学教授)
「沖縄」という切り口 台湾を読み解く手がかりとして
  :松田良孝(ジャーナリスト)
コラム 台湾引揚と八重山開拓移民
  :松田良孝
観光にみる沖縄と台湾の結ばれ方
  :松田良孝/上水流久彦(県立広島大学教授)
コラム 日本統治時代の建物の現在
  :上水流久彦
台湾表演芸術観察記 
  :木名瀬高嗣(東京理科大学准教授)

<連載 きょうもきょうとて>
第一回 国際観光都市京都
 :杉本良男(国立民族学博物館名誉教授)
社会人類学者が住んでみた京都流久彦

<連載 西域を読み解く>
プロローグ 大谷探検隊と大谷文書
 :片山章雄(東海大学教授)
20世紀初頭中央アジアを踏査した大谷探検隊は、「実際に会って、話してみる」の実践者である。地域の理解に果たした功績を紐解いていく。

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