仏菩薩の名前からわかる大乗仏典の成立

著者 田中 公明
出版社 春秋社
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2022/01/20
ISBN 9784393134542
判型・ページ数 4-6・360ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
経典の冒頭で説法に参加する菩薩をあげるのは大乗経典の大きな特徴である。
その菩薩名に焦点を当て、主要な大乗経典の成立史を論じ、在家菩薩の活躍から大乗仏教の成立にもふれた画期的な論考。
序章 大乗仏典の成立と対告衆
第1章 大乗仏教成立の時代背景
第2章 大乗仏典は誰が作ったか?
第3章 タキシラからナーランダーへ
第4章 綴られている言語・文字から成立地を推定する
第5章 『般舟三昧経』と八人の在家菩薩
第6章 『般若経』の成立と増広過程
第7章 浄土経典、『法華経』『維摩経』の対告衆と参照関係
第8章 『華厳経』の成立
第9章 『大宝積経』『大集経』の成立
第10章 八大菩薩の展開
第11章 『金光明経』に見る異本の問題
第12章 大乗『涅槃経』と『楞伽経』
第13章 大乗仏教から密教へ
第14章 対告衆から見た大乗仏典の系統
第15章 初期大乗における在家菩薩の役割(結論)
第16章 ガンダーラから極楽浄土図?(特論)

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