法藏館書店ニュース - 2024.09.26
日本近世の宗教秩序
浄土真宗の宗旨をめぐる紛争
第一部 神祇不帰依の宗風をめぐる紛争
第一章 神祇不帰依の宗風をめぐる争論の傾向
第二章 神祇不帰依の宗風をめぐる争論の構造と展開
第三章 神道講釈師の旅と神仏論争の展開―矢野左倉太夫の活動に即して―
第四章 近世真宗における神祇不帰依と「神道」論の特質
第二部 真宗信仰と教学論争
第五章 旅僧と異端信仰 ―長門円空の異義摘発事件―
第六章 神祇礼拝論争と近世真宗の異端性―讃岐国における了空と教乗の論争の検討―
第七章 松江城下の町人新屋太助の真宗信仰
第八章 三業惑乱と京都本屋仲間――『興復記』出版の波紋――
第三部 日本近世における政教関係と宗教秩序
第九章 江戸幕府による離檀許可方針に関する再検討―寛文五年「諸宗寺院法度」第四条解釈のゆくえ―
第十章 宗旨をめぐる政教関係と僧俗の身分的分離原則
終章