近世朝廷の権威と寺社・民衆

著者 間瀬 久美子
出版社 吉川弘文館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2022/03/20
ISBN 9784642043489
判型・ページ数 A5・446ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり
近世国家における朝廷の具体的な宗教的機能とは何か。
神社争論の裁許権、災害祈禱の主宰権、天皇権威を受容した民衆などを検討することにより、この課題の解明をめざす。
賀茂下上社・伊勢内外宮の遷宮先後争論、白川・吉田家争論、災害祈禱での朝廷・幕府間の主宰権の変遷、職人の受領名・由緒書、雛祭りなどの分析から近世の朝廷の権威を論じる。
序章 近世天皇・朝廷の権威と機能とは何か―研究史の整理から考える

第一部 近世神社の位置
 第一章 伊勢・賀茂正遷宮前後争論をめぐる朝幕関係覚書
 第二章 幕藩制国家における神社争論と朝幕関係―吉田・白川争論を中心に
 第三章 神社と天皇
 補論 白川家と吉田家

第二部 近世朝廷・幕府と寺社の災害祈禱
 第一章 近世朝廷と寺社の祈禱―近世的七社七寺体制の成立と朝幕関係
 第二章 近世朝廷・幕府と寺社の災害祈禱―元禄16年関東大地震の祈禱を中心に
 第三章 寛延の怪異と地震祈禱―賀茂別雷神社を中心に
 第四章 賀茂下上社の雨乞と朝廷の祈雨再興
 第五章 近世後期の朝廷と幕府の災害祈禱―安永~安政期

第三部 近世の民衆と朝廷・幕府の権威
 第一章 近世の民衆と天皇─職人受領と偽文書・由緒書
 第二章 意識のなかの身分制
 第三章 被差別集団と朝廷・幕府

終章 まとめと今後の課題

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