近世日本の災害と宗教

呪術・終末・慰霊・象徴

著者 朴 炳道
出版社 吉川弘文館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2021/03/20
ISBN 9784642043366
判型・ページ数 A5・330ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり
近世社会を生きた人々は、地震・飢饉・大火や疫病といった災害に対し、どのように対処してきたのか。
呪術・終末・慰霊・象徴をキーワードに、「災害見聞記」や「災害供養塔」、「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」などを資料とし、災害における人々の認識と実践を追究する。
宗教学の視点から、生存の危機や対処の過程を「災害文化」として体系的に捉え直す。
序章 「災害と宗教」研究序説
第一章 「災害見聞記」からみる呪術と終末―寛文二年の近江・若狭地震と『かなめいし』
第二章 近世火災における死・埋葬・慰霊―明暦三年の大火と回向院の開創
第三章 近世飢饉における死・埋葬・慰霊―享保十七~十八年の大飢饉と飢饉死者
第四章 近世災害死者をめぐる認識と実践―「無縁」の近世的意味
第五章 近世疫病における災害の象徴化―文久二年の麻疹大流行と「はしか絵」の登場
第六章 幕末災害の象徴化と「災害錦絵」―「疱瘡絵」「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」の相互比較を通して
終章 まとめと展望―「災害と宗教」研究の可能性

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