勝鬘師子吼一乗大方便方広経講読

著者 東光 爾英
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2022/07/18
ISBN 9784816221644
判型・ページ数 A5・260ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 在庫あり
浄土真宗本願寺派の令和4年安居講本。
『勝鬘経』の中心となる主題は、「摂受正法」(正法を身につける、獲得すること)である。
経ではこの正法とは何か、正法の摂受者とは誰かという両面から順次解説されてゆく。
また、注目されるのは、空・不空如来蔵が説かれていることである。
「空」「不空」という語を用いて如来蔵が説示されたのは、『勝鬘経』が最初であると考えられる。
本書では、煩悩との関係における空・不空如来蔵についての解釈、また、仏語を信じるのみと説かれるところの信についての問題等を考察する。
序論
 一、『勝鬘経』のテキスト
 二、訳者求那跋陀羅とその時代
 三、『勝鬘経』の注釈書について
 四、『勝鬘経』の構成
 五、『勝鬘経』の内容概説

本論
 講読
  経題
  撰号
 序分
  第一章 六事成就
 正宗分
  第一章 如来の功徳を讃歎する
  第二章 十の大きな誓い
  第三章 三大願
  第四章 摄受正法
  第五章 一乗
  第六章 無辺聖諦
  第七章 如来蔵
  第八章 法身
  第九章 空義隠覆真実
  第十章 滅諦の一諦が絶対の真実
  第十一章 顛倒真実
  第十二章 自性清浄
  第十三章 真子
  第十四章 勝鬘夫人
 流通分
  一、勝鬘夫人の大乗への誘い
  二、経典の委嘱

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