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新装版観経疏に学ぶ　玄義分１（単行本）

単行本

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親鸞の思想形成のあとをたどって、私塾「聞光学舎」において、若き求道者達と共に読み、考え、語り続けてきた10年余の講義の集大成

著者	廣瀬杲著
出版社	法藏館
ジャンル	日本仏教 > 真宗系
出版年月日	2022/12/20
ISBN	9784831865908
判型・ページ数	4-6・352ページ
定価	本体2,500円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

親鸞の思想形成のあとをたどって、開かれた自由な私塾「聞光学舎」において、若き求道者たちとともに読み、考え、語り続けてきた10年余の講義の集大成。

序　論
　第一章　浄土真宗の大綱　親鸞教学における善導の位置
　　はじめに
　　信心における明晰性
　　聞の世界
　　廃　立
　　浄土真宗
　　親鸞教学の大綱

　第二章　独明の志願　五部九巻の造意
　　序
　　具疏の位置
　　古今楷定
　　諦聴善思
　　無私の謙譲と絶対の確信
　　具疏の造意
　　実践的観経疏

　第三章　『観経』の玄義
　　『観経』
　　玄義
　　七つの課題

本　論

　第一章　勧衆と帰敬　十四行偈のこころ
　　勧衆
　　得生と顧生
　　教人信・自信
　　所願軽
　　からず
　　願心は歩む
　　各発無上心
　　自力
　　無効
　　金剛心
　　各発と共発
　　金剛の志膜
　　横超断四流
　　生命の事実
　　往生道の成就
　　帰三宝
　
　第二章　視座の確認　七門料簡
　　読経の姿勢
　　観経の限目

　第三章　『観経』の位置決定　序題門
　　広大なる仏性
　　仏性の体―隋縁にして不変
　　仏性の相―存在の平等性
　　呼応する仏性
　　不請の法
　　葦提希の選択・釈尊の選択
　　救主と教主
　　乗彼願力
　　二尊一致
　　「来迎」について

　第四章　「経題」の名義　釈名門
　　『無量寿観経』と『観無量寿経』
　　仏－無覚（凡夫）との選び
　　仏－観念的存在（二乗）との選び
　　仏－因位的存在（菩薩）との選び
　　言葉となった仏の生命
　　生きて働く仏－本尊
　　人法不二
　　純粋感情
　　南無阿弥陀仏の世界
　　阿弥陀仏出生の大地
　　観・経
　　一経両会

　第五章　『観経』の宗致　宗教門
　　一経両宗
　　願の歩み
　　善導の教判

　第六章　説者と聴者　説入門

　第七章　求道の確認　定散門
　　宗教的実存
　　現実的宗教観
　　人間性への信頼
　　宗教的要求
　　思惟と正受