慈悲と瞑想【サンガジャパンプラスvol.2】

著者 サンガ新社編集部
出版社 サンガ新社
ジャンル 仏教関係雑誌
シリーズ サンガジャパンプラス
出版年月日 2023/03/01
ISBN 9784910770307
判型・ページ数 A5・471ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり

サンガ新社では、会員制オンラインコミュニティ「オンラインサンガ」にて、『WEBサンガジャパン』の記事を継続的に発表。『サンガジャパン+ Vol.2』は、会員限定記事として発表したものを再編集して一冊にまとめたものです。

第一特集「慈悲で花開く人生」
この世界は一人の生命の幸福のために、他の生命が不幸になるシステムであるという、冷徹な現実認識が仏教にはあります。この不条理な現実を私たちはどう生きればよいのでしょうか。仏教が伝える生きるヒントこそ、慈悲喜捨の心を育てることです。自他が、そして社会が、悩み苦しみを乗り越える道を探ります。

第二特集は「パーリ経典と仏教瞑想」
マインドフルネスの大本にある仏教瞑想は、仏教の基本である八正道の実践が生み出す全体性や、人間の基盤となるべき四梵住(慈悲喜捨)の価値観の内面化、真の自由である解脱への希求など、仏教全体の文脈の上に置かれています。2500年以上にわたってブッダの教説を伝え続けるパーリ経典に立ち返るとき、日本のスピリチュアリティは新しい次元を開くことでしょう。

◆スペシャルトーク
・釈徹宗 × 名越康文 | やっかいな自分と向き合う心の技法

◆特集1「慈悲で花開く人生」
・アルボムッレ・スマナサーラ | 経典に学ぶセルフ・コンパッション──理性ある人は自分を大切にする
・プラユキ・ナラテボー × 柳田敏洋 | 慈悲(抜苦与楽)とアガペー(神の愛)──心の本質を宗教を超えて確認する
・松本紹圭 × 熊谷晋一郎 | 個を深めて仲間と共に近代を生きる(Post-religion対談 第2回)
・シュプナル法純 | ポーランドの禅僧が見た現代の戦争、そして仏教による平和への道
・ディーパンカラ・サヤレー | 慈しみの瞑想
・辛酸なめ子 | 邪気られ日記
・だるまいこ | 授業では教わらない、わたしがマハチュラ大で学んだこと
・だるまいこ | こじらせ人類のためのセルフコンパッション
・天野和公 | 〔エッセイ漫画〕観ることと、やさしさと。

◆特集2「パーリ経典と仏教瞑想」
・アルボムッレ・スマナサーラ × 熊野宏昭 | 仏教瞑想とマインドフルネス──瞑想が私たちにもたらすもの
・蓑輪顕量 |ブッダの身心の観察──菩提樹下の瞑想は観であったのか
・プラユキ・ナラテボー | ブッダのアーナーパーナ・サティ瞑想法
・ホーム・プロムオン 〔翻訳・構成:浦崎雅代〕| 智慧を開発し、智慧を与える者として──現代タイ仏教の基盤を支えるポー・オー・パユットー師の教えと姿勢に学ぶ
・石川勇一 インタビュー
・星飛雄馬 | パーリ経典翻訳の歴史──パーリ経典ブックガイド

◆ティク・ナット・ハンから続く道
・島田啓介 | 〔追悼〕ティク・ナット・ハンから手渡されたもの
・島田啓介 | ティク・ナット・ハン年表[改訂版]
・島田啓介 | ティク・ナット・ハンとパーリ経典─「バッデーカラッタ・スッタ(一夜賢者経)」と現代のサンガ

◆Wisdom2.0
・ジョアン・ハリファックス | 世界を変えていくコンパッション──混沌を豊かに生きるWisdom <Wisdom2.0Japan 2021>
・チャディ・メン・タン × 宗隆フォラル | 今こそ仏教がもたらす新たな希望 <Wisdom2.0Japan 2021>
・熊野宏昭 × 小川晋一郎 | デジタルデバイスがもたらすマインドフルネスの未来 <Wisdom2.0Japan 2021>
・ジョン・カバット・ジン | 今この瞬間のパワー──不確実な時代におけるマインドフルネス <Wisdom2.0 2022 ”EMERGENCE”>

◆連載
・山下良道 | 令和の時代の「仏教3.0」 シーズン(5)

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