般若

仏教の智慧の核心

著者 森 政弘
出版社 佼成出版社
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
出版年月日 2023/04/15
ISBN 9784333028993
判型・ページ数 4-6・152ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
科学技術者(制御工学専攻)の著者が、長年の研鑽と実践を通じて掴んだ仏教哲学をもとに、仏教の「智慧」(=般若)の核心に迫る。
『退歩を学べ』(2011年、6刷)、『仏教新論』(2013年、3刷)と併せて、著者晩年の“仏教哲学三部作”の完結作品。
【第一章】仏教での言葉の立場
【一】仏教では「一つ」が重要
【二】水俣での実例
【三】中学ロボコンでの実例

【第二章】言葉の本質と限界
【一】言葉を使わないで実体を見抜く例三つ
【二】言葉の弱点を知って知性から飛び出す
【三】離言真如と依言真如
【四】第一義諦と世俗諦
【五】般若と識
【六】般若波羅蜜
【七】讃般若波羅蜜偈
【八】『金剛経』の論理
【九】理解と理会、表現の矛盾と理会の矛盾

【第三章】「二元性一原論」とは
【一】「二元性一原論」という言葉の起り
【二】論理の構造からの命名
【三】「元」と「原」との違い、仏性
【四】「原」についてまとめ

【第四章】大事な仏教教義いくつか
【一】悪を善に転じる「三性の理」
【二】「遊」に関して
【三】物と人間
【四】「一つ」に捕らわれると、「一つ」でなくなる
【五】おわりに、真しんしようじようえ正成壊

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