新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
種明かししない柳田国男
日本民俗学のために
日本民俗学の創始者である柳田国男は、列島内で暮らす人々の歴史を、生活事象とそれを表す言葉によって明らかにしようとした。だが、その学問は論文のかたちで示されなかったため、思索の過程や主張がわかりづらい。
柳田の学問の根底にあった危機意識や使命感を明らかにし、さらには柳田の問題点を検討。
今後の民俗学のすすむべき道を探る書。
Ⅰ 柳田国男論と柳田国男研究(柳田国男研究の展開と課題/日本の民俗学と常民)
Ⅱ 柳田国男の研究構想(松岡国男の研究ノート/世界民俗学構想と『遠野物語』/書斎にこめた夢/「山村調査」にみる研究の深化)
Ⅲ 柳田国男の研究成果と問題点(民俗学の方法論―『民間伝承論』と『郷土生活の研究法』/『北小浦民俗誌』の意義と評価/沖縄と日本―『海上の道』の意義/子供観と子供の民俗学/種明かししない柳田国男)
Ⅳ 日本民俗学の特色と今後の方向
Ⅱ 柳田国男の研究構想(松岡国男の研究ノート/世界民俗学構想と『遠野物語』/書斎にこめた夢/「山村調査」にみる研究の深化)
Ⅲ 柳田国男の研究成果と問題点(民俗学の方法論―『民間伝承論』と『郷土生活の研究法』/『北小浦民俗誌』の意義と評価/沖縄と日本―『海上の道』の意義/子供観と子供の民俗学/種明かししない柳田国男)
Ⅳ 日本民俗学の特色と今後の方向