新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
舎利弗の物語
阿弥陀経の黙った主役
『阿弥陀経』の舞台は祇園精舎。
お釈迦さまは弟子の長老である舎利弗の名をなんども呼びながら、語りかけます。舎利弗にどうしても伝えたいことがあるのです。お釈迦さま究極の教え、念仏往生です。多くの大乗経典で成仏できないとされる舎利弗に、『阿弥陀経』でお釈迦さまは、成仏できる念仏往生を勧めます。ところが舎利弗は一言の返事もできず、黙ったまま。智慧第一のすぐれた弟子であるのに。舎利弗は成仏できるのか。私たちはこれをどう受け止めればいいのか。これが『阿弥陀経』です。
著者の大窪住職は舎利弗の物語をじっくりひもとき、その語らぬ声に耳を傾け、現代を生きる私たちに突きつける意味をさぐっていきます。
本書の、前半・本文は入門編として分かりやすく、後半・註釈ではくわしい研究を交えて解説します。 (四六版、全80ページ)
お釈迦さまは弟子の長老である舎利弗の名をなんども呼びながら、語りかけます。舎利弗にどうしても伝えたいことがあるのです。お釈迦さま究極の教え、念仏往生です。多くの大乗経典で成仏できないとされる舎利弗に、『阿弥陀経』でお釈迦さまは、成仏できる念仏往生を勧めます。ところが舎利弗は一言の返事もできず、黙ったまま。智慧第一のすぐれた弟子であるのに。舎利弗は成仏できるのか。私たちはこれをどう受け止めればいいのか。これが『阿弥陀経』です。
著者の大窪住職は舎利弗の物語をじっくりひもとき、その語らぬ声に耳を傾け、現代を生きる私たちに突きつける意味をさぐっていきます。
本書の、前半・本文は入門編として分かりやすく、後半・註釈ではくわしい研究を交えて解説します。 (四六版、全80ページ)
刊行にあたって
はじめに
Ⅰ 『阿弥陀経』の概要 ─舎利弗への一方的な呼びかけ─
Ⅱ 声聞であり智慧第一と称される舎利弗
Ⅲ 思い込みというこころの闇が破られる舎利弗
Ⅳ はじめて問いに立つ舎利弗のすがた ─「舎利弗 汝が意において云何」─
Ⅴ 舎利弗のすがたが〝こだま〟となって呼びかけるもの
おわりに ─亡き人を物語として語り継いでいく歩み─
【註 釈】
はじめに
Ⅰ 『阿弥陀経』の概要 ─舎利弗への一方的な呼びかけ─
Ⅱ 声聞であり智慧第一と称される舎利弗
Ⅲ 思い込みというこころの闇が破られる舎利弗
Ⅳ はじめて問いに立つ舎利弗のすがた ─「舎利弗 汝が意において云何」─
Ⅴ 舎利弗のすがたが〝こだま〟となって呼びかけるもの
おわりに ─亡き人を物語として語り継いでいく歩み─
【註 釈】