老作家僧のチェンマイ托鉢百景

2023雨安居(パンサー)全日録

著者 プラ・アキラ・アマロー(笹倉明)
出版社 論創社
ジャンル 文学・随筆
出版年月日 2024/04/20
判型・ページ数 4-6・357ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
タイの僧侶は肉食で肥満体?! 仏教国が高齢少僧社会?! 僧房の隣で居酒屋が爆音を出して眠れない?! 「いっぱしの文学(直木)賞を受けながら異国で出家した老作家の乞食(こつじき)修行! その年、生きるに難しい国・日本からタイへと生き延びた「我(われ)」は、終に古都・チェンマイでテーラワーダ僧となり、裸足で「食」を乞うて歩き、来し方と人の世を考えた—〈雨安居〉(パンサー)100余日の全記録—」
『遠い国からの殺人者』で第101回直木賞を受賞した作家で、シンガーソングライターでもある著者。さまざまな顔をもち、今なぜ、タイで僧侶となり托鉢するのか。その心情を赤裸々に綴った日記。本文には、チェンマイで托鉢している著者や、僧侶の日常、現地の人の温かみある姿を伝える写真もふんだんに掲載。
七月―チェンマイ復帰は托鉢から
三半規管の故障か?/チャイナタウンの漢方薬店/カラダが資本の僧の選択/少僧化社会で踏ん張る老僧/肉がウマ過ぎるための問題 他

八月―雨に打たれながら考えた日々
初転法輪(仏日)のハイライト/雨安居入りの誓い/老いたる者の敵は孤独と寂しさ/雨傘とともに考える「無我」/明るくても怖い「無明」の世/スポーツ解禁はムリな修行精神 他

九月―タイ文化を月とともに歩く
 ナットウ吉日と不運の記憶/タイ文化のキーワードは水と月/大敵の「美欲」を排せるか/僧失格を思わせた無常の空/よからぬ魂胆のタイトル思案 他

十月―老いゆくわが身を省みる日々
 同年配の男性の大手術痕を見て/ヌンするカオニャオはノスタルジー食/身体と相談して決める、クスリか医者か/異国暮らしにつきまとうビザ苦/菜食祭に日本人の「食」を考える/長寿に価値を置いて生きる 他

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